久しぶりの投稿です。

今日は、朝8時から午後2時まで、自治会の防災訓練でした。

自治会の防災訓練は、年3回あります。

6月に救護訓練、9月か10月に避難訓練、11月に消火器・消火栓・炊き出し訓練です。

消火器の訓練は、訓練用消火器を使用して(水が出ます)の消火訓練。

消火栓の訓練では、消火栓の取り扱い方の説明の後、ホースを伸ばすところまでの訓練。

炊き出し訓練では、炊き出し用具を用いて、みそ汁を作ります。

消火栓訓練の時、いったん伸ばしたホースを巻き取ることを、私が名乗り出て巻きます。

この訓練の時に、半世紀以上(正確には58年)前の記憶がよみがえります。

昭和30年代前半の頃、故郷の中学校では、少年消防隊が組織されていました。

中学2年生の3学期に、学校から近い順に各クラスから(2クラス)各5名が消防隊に選抜されます。

そして、先輩の指導で可搬式ポンプの操作方法や消防操法を習います。

3年生のなると、週一回程度、ホームルームの後に操法に従って、放水訓練をします。

月一回程度、全校避難訓練もしました。

これはホームルームの時間を利用して、担任の先生と隊長の打ち合わせで、日にちを決め、

抜き打ちで避難訓練をします。

少年消防隊は、直ちに可搬式ポンプを引き出し、放水します。

消火器の管理も、少年消防隊が管理していました。

地域の操法大会や出初式にも参加しました。

消火器や消火栓訓練では、半世紀以上前、体で覚えた記憶が蘇ります。

中学校卒業直前には、村の少年消防隊として、消防全国表彰を受賞して、代表として3名で東京に行き、

砂防会館に宿泊し、翌日表彰式に参加、その後皇居で一般参賀広場で個人表彰の方々が、

天皇陛下に拝謁している間待っていて、その後皇居内の見学。

今の天皇陛下が皇太子様で美智子様とご成婚される前で、パレードで使用された御料車や、御馬の調教などを見学し、菊の御紋章入りの紅白の落雁を頂いた事も、記憶が蘇ってきます。

残念ながら、写真は一枚もありません。

その後、40年ほど経過してから、自治会の防災訓練に参加するようになって、忘れていた記憶が蘇り、

今に至っても忘れる事は無く、消火栓の取り扱いや救護訓練で習った事は、ほぼ忘れることはありません。

記憶って摩訶不思議なものです。

 

婆は、何の変化も無く過ごしています。

    
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