一口に 家族と言っても 線引き・・・意外と難しいですが
戦後 家族制度が廃止されて
個人の意志や権利が尊重されるようになりました
それはそれで 大変結構なことなのですが
家族の誰かが 認知症になると
多大なリスクを背負うこととなります
特に 徘徊や反社会的行為・火災や事故により
いつ何時他人に被害を及ぼすかもしれません
一般に 認知症介護では
本人の意思や 人としての尊厳を大事にしましょうと言われます
そして 閉じ込め=虐待 本人の望まないことを強いる=虐待
と 解釈されかねません
確かに 周辺症状の軽減には
本人の思うように 自由に行動させることが 大切です
しかし 家族とは 認知症の人一人のために
支える家族が 総ての犠牲を払う事が 正しいわけでもありません
家族が 時に閉じ込めたり 拘束したり 強制することは
認知症の症状が 悪化することを 覚悟の上で
本人の命を守り 家族の命を守り 生活を守るために
やむを得ず 行う事が 多いのではないでしょうか?
事故や 反社会的行為によって
他人に損害を与えた場合
徘徊を防ぐためには 閉じ込める以外に方法は無いとか
24時間365日 一時を目を離さず介護することは 不可能だから
などは 単なる言い訳にすぎないのであって
結果として 他人に被害を及ぼした場合
本人や家族に 十分被害を補償する 財力があれば
被害者と話し合って(情けにすがる) 補償する事が
家族を守ることであり
そうなら無いために 本人が納得しなくっても
時に閉じ込めたり 強制的に入院させたり 入所させたりすることは
本人を含め 家族を守ることだと思う
≪続く≫
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