認知症の課題 その2です


今回は 診断についてです


前回 確定診断という言葉についてちょっとだけ触れました


確定診断は 剖検(亡くなってから解剖して組織検査をして決める)ものです


では 普通医者にかかると 何らかの病名がつきますよね


この病名は (医者じゃないのでよくわからないけど)


症状や検査によって 医学書や 医師が経験された中から


病名をつけられるのではないでしょうか


その病名も 明らかな病は 何々病 となるでしょうが


この病気の疑いが強い という場合は 「何々病の疑い」ってなるともいます


ちなみに 婆が痙攣で中核病院を受診した時の病名は


「突発性正常圧水等症の疑い」でした


これは 脳のMRI画像から診断されたものです


あくまでも 疑いです


では 婆の認知症の特徴的な症状はどうでしょう


突発性正常圧水等症の 特徴的な症状として


歩行障害 認知症 尿失禁 が挙げられています


歩行障害が 重要な症状で 最初にあらわれることが多く


その特徴は 足が上げづらく 小刻み歩行になり 足を広げて歩く とあります


婆は 一寸変だなと思った頃は


歩行は 足が上げずらい事も 小刻みに歩くことも 足を広げ歩くこともありませんでした


歩く速度も しっかりした足取りで 私たちより早い位でした


只 膝関節変形により(右足) よく膝はさすってはいましたが


物忘れは 特に目立った事も無かったですね


尿失禁は 少しは有ったかもしれないが 急激に酷くなったわけでもないですね


寂しさからか 夕方になると 


家内が何時帰ってくるか 近所に聞いて回ってはいました


拘り行動は かなり目立っていましたね


物取られや 畑で作った野菜などに 執着して


未だ 青い富有柿や 連作障害で非常に堅い茄子などを 収穫してきて


せっかく野菜を作っているのに チットモ食べてくれないって


近所に言いふらしていましたね


物取られ妄想も 野菜や婆の身近なもの(がらくた)で


家族にとって 困る事は無かったので 


特別強く否定する必要も無かったですね


常同行動は 徘徊(周回)は 非常に有りましたね


反社会的行動も 信号無視は当たり前 


他人の畑に入って 花を取ったこともありましたね


幻視と思われる行動もありました


勿論 物忘れも 私が選任介護人になる



2年ほど前から 徐々に進行はしていきましたが・・・・


脳血管の異常は MRI結果では 梗塞などは一切ありませんでした


薬剤過敏については 特になかったように思いますが


(婆は 風邪薬さえ飲んだことのない 超健康体でした)


只 アリセプト5ミリ メイラックスには強く反応して


激しい嘔吐(一日) 下痢(1~2) 


歩行障害は激しく 


全く起き上がることもできず 体を起こすことすらできませんでした(3~4日)


一人で歩けていたものが 一か月近く 必死に介護しても


結局のところ 手引き歩行がやっとまでしか 回復しませんでした


以上の事から 婆の認知症の原因病は


前頭側頭葉変性症から 始まり


レビー小体病と 後天的に 突発性正常圧水等症 も発症したのでは?


と思っています


      

      

        
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