久しぶりに 認知症関連の講演会に行ってきました


今回は ボランティア視点の講演会


講演者は NPOホールファミリーケア協会・理事長


講演全体を通じて感じたことは 共感できる事が 多々ありましたが


少し違和感を感じたこともあります


講演内容を振り返りながら 感想などを少々・・・・


認知症講演会だと 


まずは認知症とは・・・から始まります


中核症状・周辺症状についての講演


中核症状の中で 記憶障害が 全ての認知症の 根幹をなし


短期記憶障害から 始まる・・・・一寸違和感を感じました


見当式障害の部分は 納得出来る説明でした


その後 周辺症状の説明があり 


大抵 周辺症状 の対応は 否定しないようにとか 寄り添いましょうとか


抽象的な表現が多いんですが


今回は 具体的な関わり方についての 話がありました 


この部分は 納得でき共感できることもありましたが・・・



以下 具体的な関わり方と 私が感じたことを記します


1 感情は最後まで残っていると言われていることをきちんと理解する


  認知症が進行して 発語がなくなって 表情も乏しくなっても 

  

  関わり方一つで 


  微笑んだり 穏やかな表情になることもある事を理解しましょう

  

 感想


 マアネ 確かに恐らくそうだと思うよ


 只ね 家族介護者も感情はある訳で 初期や中期の頃は


 本人も混乱しているけれど 家族も混乱するんですよね


 正常な会話をしていても 突然おかしな言動をする事があるからね


 明らかにおかしい言動にはそれなりに対応できても


 境界がはっきりしない言動には 普通に対応するし

 

 普通に対応したことが スイッチを入れてしまって 


 突然怒り出したり 不穏になったりするから


 家族は 腫れ物に触るように 


 一瞬たりとも気を抜くこと無く 神経を研ぎ澄まして


 24時間 365日 過ごしていかなければならないんだから

 

 簡単なことではないんですよ


 我が家の場合は 初期から中期にかけては


 私は まだ現役で 


 カンバン方式 カイゼンで有名な企業グループからの受注で


 品質管理から生産管理 全ての責任を負って働いていたから

 

 婆のことは ほったらかしだったし 


 婆は なんの心配もなく 好き勝手に過ごしていたから


 婆の言動には 無関心だったね


 唯一 困ったのは 爺婆の親戚からの入院や危篤状態の電話が


 通じなかったことだね


 危篤や 亡くなっても すぐに駆けつけることができなくて


 酷い言葉や イヤミに 婆の状態を話しても理解して頂けず


 随分 肩身の狭い思いや 辛い思いをしたもんですよ


 婆に言ったところで どうしようもないし・・・


 そんな生活をしていると 

 

 いっそ何にもわからなくなって 


 感情さえない方がよいと思うことだってあるんだよ~~~


 今の婆はね 超安定しているし 負の感情も見られないし


 週一面会に行くと 顔を見ただけで 笑顔一杯だから


 気分的にはずいぶん楽だけど 


 それでも 表情をよく観察して 針の先ほどの不穏の目を摘むために


 気は抜け無いことは 変わりありませんね

  


<次回は 認知症高齢者の話についてです>




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