私の 幼児期の記憶の話です


4~5歳ころのことです


頭頂部に おできが出来て 切除手術をしました


母に連れられ 村内にある 外科医を受診して 手術を断られ


一つ山を超えた 隣村の医者にも断られ


更に ひとつ山を越えた 隣村の医者にも断られ


最初に受診した 村内の外科医に 頼み込んで 切除して頂きました


今でも 頭頂部に陥没があります


その時の 私自身の明確な記憶は


母に連れられて 山道を歩いている事


手術で うつ伏せに寝て じっとしていて


トレイに沢山の血膿が流れてきた事


うっすらと 残っている記憶は 


手術当日 母が涙を流しながら 先生にお願いしていた事


先生から 「大丈夫だから じっとしていてね」と 言われた事


婆の認知症介護を通して


記憶について いろいろ考えると


この出来事の全てが 自分の記憶のように思っていましたが


自信の身に起こったことでも 


後から 再三にわたり 同じようなことを言われていると


さも 自分自身の記憶として 置き換えられることが


あるように感じます


そのように考えると


赤字の部分は その後 再三母から聞かされ定着した


記憶かもしれません




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