今日の一言


「全部痛い」



冴えまくった後は 必ず反動がある訳で


冴えていたのは 送迎車まで


乗り込みむは ちょっと手こずって 


無事出発したまでは良かった


さてさて 時は午後三時半のコーヒタイム


熱いコーヒーを一口すすったところで リーンリーン


詐欺の電話かと 出てみれば デイだって


もう~ ロクなことじゃないよね


「午後のおやつを食べてから 嘔吐と激しい下痢があり



意識消失もあり 血圧も90代まで低下



今は少し落ち着かれましたが 



医師の診察を受けられたほうが良いと思いますので



迎えに来ていただけますか?」


断るわけにはいきませんし、一瞬家内に連絡(買 い物中)・・・


連絡せずに 車からチャイルドシートをおろし


後部座席に ブルーシートを敷いて その上に毛布を敷いて


いざデイへ デイまではわずか5分


到着時の婆は 意識はあるもののぐったりしていました


職員二人掛かりで 後部座席に引っ張り込み 自宅へ


自宅到着後は 毛布ごと引っ張って 半身を外に出し


婆ちゃん抱っこして部屋へ ベットに寝かせて


暖房ON お腹をさすりながら 


「どこが痛いの?」


「全部痛い」


「全部痛いのか?家へ帰ってきたから もう大丈夫だからネ」


少し休ませておいて 汚れ物の処理


手洗いして返された衣類を 点検しながら 洗面所ですすいで


洗濯機へ入れてから


婆の血圧 体温測定 血圧107 67 体温36.3


意識もほぼクリアなのを確認してから


婆の着替え (衣類はデイからの貸出を着用)


着替えを済ませて 常備薬の漢方の胃腸薬を飲ませました


「お薬を飲むと 楽になるから 飲むんだよ」


「解った」といって 手のひらで受けようと右手を差し出しました


手の上に 薬を乗せると 湯呑の中へ全部投入


まっ いいか で 浮いた薬が少しでも多く飲めるように 注意しながら


一口ずつ 何回にも分けて 時々 「かりかり」と噛んでいましたが


八割方服用しました


苦い薬でも 説明すれば納得して 嫌がることなく飲むことができる


これも 本当に理解しているのか?只私の言う事を聞いているだけなのか?


定かではありません


着替えた服を点検しながら 洗面所ですすいで洗濯機に放り込み


いま一度 婆の状態 


血圧 112 77 痛みも収まり 一安心


夕食は ヨーグルトのみ


翌日の朝食は バナナのみ 昼食はパンとヨーグルト


午後三時頃 デイからTEL


「○○子さんのご様子はどうですか?受診されましたか?」


「落ち着いてきました 下痢と嘔吐のショックで一時的なものですので



受診していません」


受診しても できることは せいぜい補液の注射程度


意識消失や 状態が悪いことが続けば受診でしょうが


時と共に回復傾向ですから 受診の必要性は無いと判断


今朝は もうほとんど普通な状態


といっても 何か小さなこと 婆にとって 今一番の負担は


排便ショックが有ると 一時的に状態が悪くなり また持ち直しを


繰り返しています


これ自体は 老いていく過程で誰にでも起きること


先はそれほど長くないのでは?いやいやまだまだ先は長い?


と 本人もゆらゆらと揺らされますが


在宅で付き合う家族もまた ゆらゆらと揺れ動きます




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