自営業で 後継者がいれば 


死ぬまで 長年携わってきた 職業に 関係して


生きていけますが


勤め人は 


ある程度の年齢になれば


定年制のあるなしに関わらず


必ずといって良いほど 長年勤めてきた職業から


引退することとなります


長年勤めて得た 社会的地位や信用・自信も


退職すれば 只の人に戻るわけです


ところが 長年掛かって 染み付いた


口調や 態度は いつまでたっても変わりません


公的職業や 民間企業でも 地位が高かった人ほど


普通の人に戻ることができません


見方を変えると


過去の栄光にしがみついている様にみえます


介護が必要とならなくて 一生を終えられるなら


過去の栄光であっても 誇りを持って生きていけるでしょう


ところが 介護が必要となると(特に認知症ともなると)


介護する立場になっても 介護される立場になっても


自尊心や誇りや価値観が ズタズタに引き裂かれ


介護者は 気持ちを立て直すのに 疲れてしまいますし


要介護者は 過去の栄光の呪縛から 中々逃れられません


介護が必要になろうと 必要でなかろうと


高齢になったら 物の断捨離も必要でしょうが


寧ろ 心の断捨離をして


過去の栄光に すがることなく


今現在の立場を認め 受け入れていく事が


意外と大切なことのように感じます




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