「看取り」 


厳密な意味では


介護することは=看取りなんですが


一般に 看取りというと 余命がある程度分かっていて

しかも 終末期に使われる言葉と思います



婆の専属介護人となった当初は


認知症は 治らないと分かっていても


少しは 進行を遅らせようとして


アリセプトを服用させたり


専門医の診察を受けたり しましたが


アリセプトも 向精神薬も 激しい副作用で


治療を断念してからは


自分の中では これもひとつの看取りの形と


思っています


確かに 何年続くか わからないし


全く 先の見えない 体は丈夫で認知症の介護は


看取り というには??? なんですが


85歳を過ぎて 認知症ともなると


如何に 丈夫といえども


何時 終末期が突然やってくるか わかりませんし


過剰な延命治療によって 苦しませることを


しないように しようと思えば


そして 婆の残りの命と共に


自分の残りの人生を 穏やかに過ごすためにも


看取りと思って 介護することは


一つの 考え方だと 思います


看取りと 思えば 腹も立たないし


むしろ 哀れみの 感覚が多く


婆が 少しでも 気持ちよく過ごせれば・・・と


思えば 介護ストレスも 若干は 軽くなります


ただ一つ 残念なことは


自分の中の 闘争心が 薄れていくこと



 最後まで読んで下さって有難うございます

       ランキングに参加しています。

    ポチっとしてして頂ければ嬉しいです

        にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ