最近の徘徊にまつわるニュースを見て思うこと


一つ目は


ヘルパーが訪問介護をしている 


認知症高齢者宅に 外から鍵をかけていたとして


事業所が 営業停止の処分を受けた


二つ目は


認知症と思われる高齢者が相次いで亡くなったこと


どちらも 介護状況や 自己の背景などの詳細が


わからないから うかつなコメントをすべきでは無いと思いますが


実際に介護してきた経験から言うと


どちらも ありうることです


以前 セミナーに行った時も 


講師の医師が 閉じ込めることは 拘束に当たり 虐待であると


おっしゃっていました


が 現実に介護してきて 思うことは


弄便や 排便時の処理をする時などは


ある程度の拘束はやむを得ないことです


徘徊も激しい時は やむを得ず閉じ込めることもあります


=虐待では 


現実問題として 介護は成り立ちません


婆も 便の始末をする時は、


時には 手を服の袖の中にいれ ピンで止めて拘束しますし


短時間とはいえ 婆を残して 外出しなければならないときは


部屋から出られないように 閉じ込めていきます


もし 自由にしておけば


ベンの処理の時に 顔や肌・衣服に付着し


ベンの処理もできないでしょう


また 自由にして 外出している間に


這って出て モノに捕まろうとして 下敷きになったり


上がり端から 落ちて 怪我をしたり 


命をおとすことだってあるかもしれません


それはそれで 婆の運命だとは思いますが


介護者としては 何とも寝覚めの悪いことになります


認知症人を介護するということは


今までに経験したことのない リスクを背負うことです


認知症の人は 不安と混乱の最中にありますが


介護者も又 不安と混乱の最中に 否応なしに


置かれることとなります


そうした状況の中で その時々 最善と思われる手を打つことは


それが 拘束や 一時的な放置や 閉じ込めることは


決して 虐待では無い と思います


但し 閉じ込めたり 放置したり 拘束すれば


間違いなく 後々の介護がより難しくなることは


確かなことです


専門家と言われる方の言葉の中に


弄便や 徘徊には 理由がアリ 理由を考えて対処すれば


解決できるというのがありますが


確かに そうした一面もありますが


そうではなく もっと具体的な 対処方法とかは


出てこないのでしょうか?


振り返って 考えてみると


そうした行為(弄便・徘徊など)の時は


譫妄や妄想に取り付かれていたように思います


その状態から 如何にして 現実の世界に


呼び戻して上げるか・・・に尽きるような気がします


そして 安心感を持つように することが 総て


のような気がします


安心して 自分の居場所が有り


常に守られている と 思うようになれば


認知症の進行も 緩やかになり


所謂 問題行動のいわれるものも


少しずつですが 少なくなっていく


単純馬鹿の婆だからかもしれませんが


そんな気がしています


婆は 超安心していますが


私たちは 不安感増幅中で~~す




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