婆は、介護度認定調査基準値によると、
寝たきり度はランクC2です。
ランクCは
一日中ベット上で過ごし、食事・排泄・着替えにおいて介助を要する
1 自力で寝返りをうつ
2 自力では寝返りもうてない
では、全く動けないか?というとそうでもない・・・
端座位はしっかり取れます。
ベットから降りることはできます。(ずり落ちる)
床には座ることできません。
立位は掴まればできる。
歩行は手引き歩行はなんとかできる。
しかし、寝返りはできません。(しようとしない?)
もっぱら側臥位で、仰臥位はほとんどありません。
仰臥位で寝ていると、
左足は良いのですが、右足が重力でまっすぐになって、
膝の下に手を入れようとしても痛がって出来ないほどの強烈な痛みがあります。
最近では、仰臥位で寝かせても、
知らず知らずのあいだに足だけ横向きにして曲げて寝ています。
ベットの上で終日仰臥位で全く動くことができないことが寝たきりのイメージでした。
自分の中では、まだまだ婆は寝たきり・・・というイメージは持てません。
デイやショウトでは、車椅子や椅子に座って過ごし、
自宅でも、ベットに座らせておけば、
テレビを見たり、部屋の中を躄って歩いていますし、
座ったままうたた寝をしていても、
声をかければ、上半身を起こすこともできますから・・・
婆がこのようになったきっかけは、
僅か数日間服用した向精神薬の副作用で10日間ほど、
完全に寝たきりになったことによります。
この時は、体に全く力がなくなって、
上体を起こすことも、座位を保つこともできませんでした。
一ヶ月ほどかかって、なんとか手引き歩行までは回復しました。
それ以来ズーットマッサージをしたり、足腰の屈伸をしたりと、
毎日の自宅でのリハビリに勤めてきましたが、
少し無理をすれば、膝が痛くなり、
痛くない程度のリハビリでは、徐々に徐々に、筋力も落ち、腰も曲がり、
ステップダウンしています。
アリセプトもそうでしたが、向精神薬も、
短期間の服用で激しい副作用があって、
自己責任で医師に相談することなく中止したことが、
却って幸いしたと思っています。
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