日頃、婆が自宅にいるとき、


1~2時間おきの声かけやパット交換以外の時は、


結構PCの前に座っていることが多く、


ブログを見たり、認知症関連のサイトや質問を見たり・・・


自分のブログは、婆が安定していることもあってネタ不足。


専門家の方の回答を見ていてふと思ったんだけど、


精神科や物忘れ外来の受診拒否に対して


「認知症の方は病識のない方が多く見受けられます」


っていう回答がよく見受けられます。


でもひょっとしたら違うんじゃないか?って思うわけです。


高齢者ならずとも、


忘れたり、勘違いをしたことを子供や配偶者から強く指摘されれば、


不愉快になると思うんですよ。


まして、認知症の初期であればなおさらだと思うんですよ。


認知症発症と同時に一気に中期や後期になるわけではないのですから、


マダラボケの段階では、本人はきっと何らかの異常を感じているように思うんですよ。


ただ、認めたくない気持ちと、不安が交錯しているように思うんですよ。


特に70歳代以上の高齢者は、


精神科=キチガイ病院っていうイメージが残っていますし


不安な気持ちと戦っている時に、



子供や配偶者から指摘されて、


精神科の受診を進められても、


そうか、自分は変になったか」とは、


受け容れ難いし、自分はまだまだ大丈夫だと思いたい


のは、ごく普通のことであるし、自己防衛本能でもあると思うんですよ。


表面上に現れていない、認めようとしないことによって、


病識がない・・・と言われるのではないでしょうか?



俗説に、


「自分はボケてきた」と言っているあいだは大丈夫


「ボケていない」と言い出すと、本当にボケてきたってありますね。



今の婆を見ていても、


病識があるのか?ないのか?


捉え方によって違うような気がするのでねえ・・・・


全くもう、認知症=不可解な病です。


そういえば、精神科、物忘れ外来ってネーミングも良くないかも・・・



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