今日の名言
「ありがとう、どうもすみません」
朝一の会話
「おはよう」
「ありがとう、どうもすみません」
何を感じ?何を思っての言葉か?不明ですが、
婆は一日のあいだに沢山「ありがとう」をいいます。
特に朝方や夜寝る前には必ずといっていいほどいいます。
「ありがとう」の言葉は、
意味がわかっているのかどうか?定かではありませんが・・・
介護する側にとっては、
『介護をさせてもらってありがとう』などという気持ちにはなれませんが、
少しはホットする言葉です。
前頭側頭葉変性型認知症の周辺症状の一つに「多幸感」があります。
婆の場合は、前頭側頭葉変性型認知症を疑う症状もありましたが、
周回行動、拘わり行動以外は、強い症状はなく、
的確な診断も受けていないので確かなことはわかりません。
では、何故、笑顔いっぱいで過ごせているのでしょうか?
認知症が進行したこともあると思いますが、
一番大きな理由は不安感が無くなったことのように感じています。
どちらかというとマイナス思考に陥りがちな一家、
変な言い方ですが、
運命として受け入れて、悪いことに目を向けないようにして、
婆が認知症になったのもラッキーと思うことで、
婆も落ち着き、自分たちもそれなりに落ち着いた生活ができている・・・
と思う今日このごろです。
人生悪いことに目を向け、悪いことばかり考えていると、
本当に悪くなり、
少しでも良いことに目を向けて前向きに考えていると、
少し、ホンの少しづつでも良くなって行くような気がします。
同じ老後を過ごすなら、
少しでも明るく過ごしたいものです。
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