今日はデイの日です


婆は段差を下りるときに異常なほど怖がります。


5センチ位までは警戒しながら降りますが、


10センチ位になると、


「大丈夫、大丈夫」と声を掛け、


お尻に下に膝を入れて、少し押すようにしてやっと降りる、


15~20センチとなると降りることが出来なくなりました。


デイの送迎車は20センチ以上の段差があり、


手すりをつかんで全く降りようとしません。


帰宅時は、私が抱きかかえて降ろしています。


特に火曜日の帰宅時は「怖い、怖い」を連発、


「大丈夫、大丈夫」と声を掛け、抱きかかえてなだめて、


部屋に行って、横にして初めて落ち着きます。


おそらく火曜日は利用者の方が世話を焼く事もストレスになっているのかな????


と思っています。


そのほかにも何故か判りませんが、


「怖い怖い」「恐ろしかったよ」とか、


「怒られないか」と言ったり、


私にもよく「怖い」と言ったりします。


怖がりもメリットとデメリットがあり、


最大のメリットは、『怖い』と思うことで転倒が少なくなります。


デメリットは『怖い』感情で不穏に成ったり、介護拒否が出ることです。


私に対しても、「よく怒る」とか、「ポンポンと叩きんさるな」


ということがあります。


毎日の世話の中で、少し強い口調で、「立つの」、「鼻をかむの」


と言ったり、


背中をなでてからポンポンとたたいたり、


着替えの時お尻をポンと叩いたり、


マッサージの時に軽く足腰を叩いたり、


そんな時に「よく怒る」とか「よくたたく」と言います。


「怒っていないよ、頑張ってやらないと出来なくなるよ」


「出来なくなってもいいの?」とか、


「ポンポンすると元気が出るよ」、


などなど、必ず良いことがあると励まし、


「ほ~ら出来た、良かった良かった」


「ほ~ら元気が出てきたよ」


と必ず褒めます。


人により様々でしょうが、


少なくとも婆の場合は、


タッチケアと嬉しい楽しい感情を共有することが、


安心感を与え、少しでも穏やかに暮らす秘訣の様な気がしています。



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