今日は自宅デイの日です
今日は月一のケアマネ訪問日
我家の場合はね、認知症介護家族としては、
マアマア安定していて、ケマネさんが訪問されても、
翌月の施設利用の計画書に印鑑を押すぐらいで、
これといった要望もありません。
ケアマネさんには、時々施設に行かれ、
施設での様子などを、報告して頂いています。
幸いなことに施設でもこれといった問題もなく、
過ごしているようです。
毎月の予定表の中に、介護の目標という項目があります。
要は、自分で出来ることは自分でやらせるとか、
一日の歩行距離の目標とかが、具体的に書いてあります。
ただね、自分の中では介護の目標なんてものは有りません。
又。婆もそんなこと全くわかっていません。
婆の為にだけ一生懸命介護すれば、
確かに良い状態を長く維持できるでしょう、
しかしそのために自分たちの残り少ない人生を犠牲にする必要もない事です。
認知症介護の情報の中に、
「認知症の人の人としての尊厳を大切に」と言われています。
高齢で認知症になり、自らのことすべて自分で出来なくなり、
排泄すら人の手を借りないと出来なくなって、
人としての尊厳ってどこにあるのでしょうか?
それでも尊厳があるとすれば、
介護者の尊厳はどうなんでしょうか?
残り少ない人生を犠牲にして、命を削っても守るべき、
認知症の人の尊厳って何なのでしょうかね?
今の私の介護は、そんな大それたものではなく、
只、家族の一員として、婆の命尽きるまで、
少しでも穏やかに(婆だけが穏やかではなくって皆が穏やかに)
暮らして、認知症の進行も、老化もあるがまま受け入れて、
自分で、今、出来ることだけを介助することだと思っています。
例えば手引き歩行だって、自分が負担だと思えばやめるつもりです。
そんなことを再確認したケアマネ訪問日でした。
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