今日は自宅デイ


何時もは、ほぼ一時間から長くっても一時間半おきには、


顔見せ興業をしているのだけれど、


今日は、試しに3時間間を置いてみたのよ。


途中でそ~~っと覗いてみたけどね。


で、その結果は、


顔を見た途端、


「おそがかったよ」


「あそこをつ~といかっしたでな、おそがかったよ」


「行ったらな、あんなこといわしてな、おそがかったよ」


「おそがいで、あんなとこいけやへんな」などなど


「一緒に居るから、おそがないよ」



「大丈夫だよ、おれが守ってやるから、おそがないよ」などなど


ハグして、背中さすってなだめても、治まらない。


予想通り、想定内だけどね。


で、午後の定位置で、手を握って、軽くさすって寝かしつけた訳よ。


こうなると、婆はメッチャ楽だね。


5分もすれば寝息を立てているよ。


私が、一寸動くと「どこいくんや?」だけどね。


それで私も、ご一緒して御就寝ですよ。


二時間後に目覚めて、少したってから、


大好物のミカンで釣ってみたんだよ。


「みかんたべる?」


「おまはんたべんさい」


「たべるんならむいてやるよ」


「え~~わ、おまはんたべんさい、あんまり食べると胃がいたくなるで」


「そ~か、胃が痛うなるか」


「そうや、胃が痛うなるとあかんでおまはんたべべんさい」


で、チョット外の空気を吸いに行こうとすると、


「どこいくんや?」


「チョット外に行ってくるよ」


「じっきもどってくるやら?」


「洗濯をしまってくるだけやで、ちょっとまっとって」


「ほんならええわ」


「みかん食べといで」


「おまはんたべんさい」


「ちょっとまっとれる?」


「どこへいくんや?」


「せんたくしまってくるの」


「ほんならええわ、いっちょんさい」



でだね。


帰ってくると、


みかんを食べているわけさ。


これが、私と婆の日常なわけさ。


外に出た時、


「行方不明者は、無事保護されました。ご協力有難うございました


との放送。


それぞれ皆さん、ご苦労は尽きないようです。



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