今日は自宅デイ


お陰さまで、穏やかで気持ちのいい朝を迎えることが出来ました。


というのは、昨夜のことです。


金曜日の夜から、薬を服用させて三日目に成り、


夜半若しくは翌朝は、ん~~~~となる覚悟をしていましたが、


夜十時ごろ、一人で起きだしチャイムの音に駆けつけると、


廊下を一人で壁に手を添えながらゆっくり歩いています。


「ばあちゃんどうしたの?」


最近おばあさんからばあちゃんに昇格しました。


「おばあさん」には変事をしなかったり、「おばあさんって誰や?]


の反応ですが、「ばあちゃん」にはまともな反応をします。


本題に戻ります。


「便所にいきたい」との返事。


芳しき香りも無く、不安になったのかと思い、


ベットに戻し、寝かせつけて、手を握り、頭をなでても、


「便所に行きたい」を繰り返します。


ひょっとすると?まさか?って思いながら、


抱え起こして「は~い便所行こうか?」と言うと、


「おまはんええわ、ひとりでいくで」と言って避けようとします。


「寒いで一緒に行こ」、「足が痛いで一緒に行こ」と言っても、


「一人で行く」と言ってききいれません。


大急ぎでトイレにストーブを設置、


暖まるまでの間に


立たせて、ハグをして、落ち着くのを待って、ようやくトイレへ、


トイレで、ズボン、ズボン下を下し、


リハパンの一方をハサミで切ると、


何と立派な物があるではありませんか、


まだまだ進行中だったのでしょう???


リハパンを取り外す前に腰をおろしてしまいましたよ。


座らせたまま、もう一方をハサミで切り、


少し腰を浮かせるように促して。


婆はねえ、こうした時意外と分ってくれるんですよ。


勿論一回ではだめですけど、


「ほ~ら出来るよ、頑張って」


「ほ~ら上手、上手」って励ましたり、おだてたり、手助けをすれば、


曲がりなりにも分って、がんばってくれるんですよ。


出来たら、


「ほ~ら出来た、出来た、良かった、良かった」とほめころしますよ。


婆は、「ホ~かァ?出来たかァ?」と猜疑心一杯ですけどね。


「ほら、出来たよ、上手にできたよ、良かった良かった」とほめ殺しを


繰り返していると、大抵の場合落ち着いて、望んだとおりにしてくれますよ。


またまた横道にそれました。


で、少し腰を浮かせた隙に素早くリハパンを外し、処理をして、


後ろを覗いてみると、大きなバナナ3本分位、


一旦洗浄して、周辺を刺激して、


両腕を方肩のあたりに回させ、


前かがみにさせて、


左手でお腹を押さえ、


右手で周辺を刺激して、


「う~~~んってするよ」


「ほら、う~~ん、う~~ん」と数回繰り返し、


婆は、根気よく繰り返していると、頑張ってくれますよ。


「もうでえへん?」


「もうでやへん」


2~3回繰り返して、


もう一度洗浄して、トイレットペーパーで拭いて、


蒸しタオルで拭いて汚れを完全に取ってから、


もう一度蒸しタオルで拭いて、


「あ~良かった良かった、ほらきれいになったよ」


「きれいになると気持ちいいやろ」


「そらそうやけど」


「上手にできたよ、頑張ったから上手にできたよ、お利口さんやったよ」


やっと安心して無事終了でした。



で~~今日は、続編で


お昼寝タイムの後、


「ばあちゃん一遍起きようか?」


「便所行かんならんけけど」


「便所行きたいの?」


「うん、行きたいけど怒られるで困った」


「ん?出ちゃったの?」


「うん、出ちゃった、弱ったな怒られるで」


「怒られやへんでいいよ、一緒に行ってあげるでいこか?」


そのあと盛んに「怒られる」「怒られる」を連発、


「大丈夫だよ、だ~レも怒らへんよ」と、


何とかなだめて、無事終了しました。


今も、不安感一杯な感じ、


肩に手をまわし、軽くたたいて、


「大丈夫、大丈夫、一緒にいるから大丈夫だよ」


声掛け続けています。


一旦不安感が持ち上がってくると一気にマックス


落ち着かせるには、何十倍もの時とケア、


中々難しいっす。


なにはともあれ、今日は、ニ重丸三重丸の婆でしたから。


良しとしましょう。



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