今日は自宅デイ


今朝の婆、風邪の症状も治まり、食欲旺盛、


食後は、11時半ごろまで、部屋でテレビ観賞、


その後、「行かんならん」「行く」を連発、


一生に居れば落ち着くんですが、私も一寸ストレス。


で、徘徊ドライブ出発です。


ドライブ中は、以前と変わらず、標識を読んだり、看板を読んだり、


返事をしないと、不穏に成ったりしますから、それなりの返事をします。


そうした会話の一部です。


交差点で対向車が右折するのを見て、


「ほれ、あんな方に曲がって行った、おいしいでやろか?」


「そ~や、おいしいでやわ」


「おまはんしっとるんか?」


「さあ~わからんな~」


「なんやそうか、そんならそういうことにしときゃええわ」


市の標識を読んで、


「ここらへん、かかみはらか?かかみはらってかいてある?」


「そうや、かかみはらや」


「かかみはらって、もとのおらしたんか?」

「そうや、おらしたんやよ」


「そうか、そんならええわ」


停止したトラックを見て、


「なんやあれ、ふかい自動車やな、ちょっともいかへん


「前でとまっとるの」

「そうか、とまっとるんか、ホンナラええわ」


空き地に止まった自動車も見て


「自動車と喋ってござったあの人誰や?」


「そうか自動車と喋ってござったか?そんな人知らんなァ」


「おまはんでも知らんこと有るんか?」


「そうや、しらんこといっぱいあるんや」


「なんや、そうやったんか」


墓地の近くを通り、墓石を見て、


「車がよーけ有るな」


「そうか、よーけあったか?」


「よーけあった、なんや知らん、よーけあったよ」


上段に入口、中段に手前交差点、下段に右折の看板を見て


「手前交差点入口って書いてある」


「ホントやな、書いてあるな、下にはなんて書いてある」


「わっからへん、わっちゃちびやであかへんわ」


「そうか、ちびやでわからへんか」


「そうや、おまはんはええわおおきいで」


婆の生家(家は建て替えられています)の近くで、


「ここはどこや?」


「分らん」


「この家わからへんか?」


「わからへん、おまはんがしっとるでええわ」


他には、「あの車何処いくんやろ?」とか「あの人誰や?」


何回も、何回も、その度にそれなりに返事をして、


一時間半ほどのドライブ、


家に帰っても、不安治まらず、


ほんの10分離れると探します。


今は、横で手を握って、ウトウトしてます。


午後は、婆に拘束された一日でした。


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