今日はデイの日
婆、今日も元気にデイに行ってきました。
デイサービスを利用するようになって、早くも一年に成ります。
介護に専念する様になった当初は、
周徊行動は有ったものの、夕方に成れば必ず帰って来ていました。
尿失禁も少しは有りましたが、すべて自分で処理していました。
記憶は既に無くなっていて
少しづつ、異常な行動が多くなったのですが、
まだ他人様に迷惑をかけるようなことも無く、
日常生活も見守って居ればよい状態でした。
経済的な理由もあり、出来る限り、
施設の利用を先伸ばしする予定でした。
介護認定を受けようとしたきっかけは、
昨年5月の連休に、氷見へ日帰りでドライブに行った帰りに、
無意識のうちに、便の失禁があり、
それ以降、数回、ドライブ中に、便失禁があり、
婆を連れて、出かけることが不可能となり、
トイレの場所が分からなくなり、
周徊も激しくなって、一日に何回も周徊し、
夜間の周徊もする様になりました。
尿失禁も激しくなり、リハビリパンツも使用し始めました。
目を離すことが出来なくなり、
たまの日曜日位、婆から離れるときが必要と考え認定を受けました。
主治医には、2年間程通院を中断しており、
認定のために再度診察を依頼しました。
6月に、介護認定が決定し、要介護3でした。
7月第2日曜から月2回のデイサービスを利用するようになり、
徐々に増やして今日に至っております。
現在は、デイサービス
第2・第4日曜日 毎週火・木曜日
ショウトステイ月一回・二泊三日以上
(ショウトは、予定通り取れないことも有りますが、極力取るようにしています)
幸い、デイもショウトも、全く分っていませんが、
嫌がることも無く、ご機嫌で行ってくれます。
最近になって、デイサービスという言葉には反応するようになりました。
今、私の傍で横に成っています。
先日、プレゼントで頂いた、「認知症 家族を救う治療革命」に手を伸ばし
「認知症って何や?」と聞きます。
「お婆さんの成った病気だよ」
「そんな病気になったんかあ?」
「そうだよ、いろんな事忘れてしまうやろ、覚えておれんやろ」
「うん、解らへん」
「年も分らんようになったやろ、今日が何日かもわからんやろ」
「うん、解らへん」
「そうやろ、それが認知症って言う病気やよ」
「お婆さんは、そういう病気に成ったの」
「そんな病気があるんか、厄介なことやな」
「そうや、認知症はそういう病気なんやよ」
「そんな病気に成ったんか?」
「そうやよ」
「何時そんな病気になったんや?」
「ずーっと前に成ったんやよ」
「そうかあ、覚えあらへん」
「そうやろ、覚えておれんのが、認知症って言う病気なんやよ」
「厄介なこっちゃな」
「そうや、厄介なコッチャ、そんでも心配せんでいいヨ」
「ほうかァ」
「お婆さんの事は、全部やってやるで心配せんでいいヨ」
「ウン」
「大便の世話や、シッコの世話やら、着替えやら全部やってやるやろ」
「ウン」
「俺や、○○子の言うことを聞いておれば心配せんでいいんだよ」
「ウン」
意味は分らないだろうし、すぐ忘れてしまうんだろうけど、
まともな会話が出来ました。
安心したように、目を閉じています。
今日も一日、無事平穏な一日
感謝です。
ブログアップする前に、
いつもの婆に戻りました。
一寸不思議な時間でした。
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