今日は、自宅デイの日


朝から穏やかな日差し、黄砂も少なく


日向に居れば、少し暑く感じますが、丁度よい風があり


過ごしやすい一日でした。


陽気が良いと、私も、婆も穏やかになります。


毎年の事ですが、


秋から、冬に掛け、一気に進行しますが


陽気が良くなると


婆の認知症も少し戻ってきたように感じます。


普段、私の名前は言えない婆ですが、(時々お父ちゃんに成ります。)


今日、朝食の世話をしていて、


「俺は、誰や?」と聞くと


「monkey」と呼び捨てにしました。


爺が健在なころ、爺は「monkey」と呼び捨てにしていましたから、


その時の記憶が、一瞬戻ったのかもしれません。


5分もしない内に、名前は言えなくなりましたが。


最近の婆は、


私が傍にいると、一人で立っているのがやっとで、


手を伸ばして来て支えるよう催促します。


少し、甘やかしすぎかな?と思うことも有りますが、


転倒して、骨折とか、けがをされるのが怖くて、


独り歩きをさせることができません。


認知症になったら、残った能力を活かすよう


本人に出来ることは、出来る限りさせるようにする。


と、認知症対応の指導書等にあります。


例えば、 食事の後かたずけで、


要介護者が、水を掛けるだけで、洗ったと思って居れば


その行為を認め、後で洗いなおすような事を言われていますが、


このような考え方は、間違っていると思います。


あくまで、介護者がストレスを感じないやり方を選択すべきです。


認知症の人は、正常な判断に基づいて行動していないのですから、


認知症の人の残った能力で有っても、


その行為を認めて、させてあげることによって、


介護者が負担と感じるならば、取り上げていいと思います。


勿論、この場合は、


要介護者が出来ないから、と言ってはいけませんが、


要介護者が良い状態を保つためには、


介護者が、落ち着いた状態を保つことが重要です。


介護されている方々は、


それぞれ、いろんな思いで介護されていらっしゃると思いますが、


少なくとも、私はそうすることによって、


穏やかな生活になったと思っています。


自戒の言葉

怒ってさせる位なら、自分でする。

怒る位なら、先回りして面倒をみる。


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