★池江厩舎★

■京都9R ×プリンスダム(9人12着)
・馬房入れ替えを頻繁に行う厩舎ではあるが、3か月以上休んだ馬の成績はかなり悪い。好走しているのは重賞だけで、他は勝率10%にも満たない。賞金を稼ぐ見込みがない馬ほど、長期休み明けになってしまうようだ。

■京都10R △ロードランパート(7人10着)
・池江厩舎は叩いて良化させる厩舎ではない。使い方や馬の勝率から見ても、着狙いと見る。
それとは別に気になるのがこの馬の使い方で、短期放牧を挟まずどんどんレースに出している。馬房のやりくりが大変な厩舎でこれは異例。ロードホースクラブ用の馬房を用意してあるのだろうか。

■京都11R ×バーディバーディ(8人9着)
・ダートは叩きながら良化させていく厩舎だが、オープン以上になると話は別。狙ったレースを勝たせるべく、休み明けでの勝利が目立つ。しかしこの馬は狙って勝てるほどの実績がないため、着稼ぎの印象が強い。C.デムーロ騎手への依頼=勝負気配というわけでもない。


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★角居厩舎★

■京都1R ○オルドリン(3人4着)
・角居厩舎はダート替わり初戦に勝負を仕掛ける厩舎。そのためダート替わり2戦目では1勝もしていない。人気程度には好走するが、勝つまではどうか。

■京都5R ×ロザリンド(6人9着)
・角居厩舎の芝未勝利の得意パターンは、人気で負けてからの連闘~中1週。休み明けで勝つことは少ない。また、このレースは芝1600mのため角居厩舎にとってはマイナス。

■京都6R △プルママルカ(1人5着)
・角居厩舎の芝未勝利は、前走からの間隔が短いほどいい。この馬は中3週明けたことがとても気になる。2週前に芝2000mのレースがあったし、C.デムーロ騎手も既に来日していた。
調べたところ、出走が伸びたのは、軽度のソエを発症したことが理由のようだ。

■京都9R ◎ゼウスバローズ(1人2着)
・特別レースに距離短縮にC.デムーロ騎手に乗り替わりと、条件が揃ったドンピシャのレース。ダービー馬の弟で注目されている馬だし、クラシックに乗せるために全力を尽くしてくる可能性も高い。

■小倉6R △タニノタキシード(1人12着)
・角居厩舎の裏開催平場ダートレースの勝負パターンは、優先出走権取得後の叩き2戦目。この馬は前走で優先出走権の獲得に失敗し、前走から4週以上空いてしまった。ここは優先出走権を確保するために5着以内を狙ってくる。


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★藤原英厩舎★

■京都2R ○サクセスグローリー(1人1着)
・藤原英厩舎は近年芝を重視するようになった厩舎。その傾向は新馬戦にも顕著に表れており、ダートの新馬戦は芝の半分以下の勝率。
見せ場はつくると思うが、1着まではいけるのかどうか。

■京都9R △ステファノス(3人1着)
・藤原英厩舎は、叩き2戦目の勝率が15%で叩き3戦目の勝率が30%。今回は叩き2戦目。
阪神コースで初勝利をあげた馬ということもあり、今回は次走への叩き台かもしれない。

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印は各調教師のメモを参考に設定

◎:単勝に妙味があって買える馬
○:複勝圏はあるが単勝は微妙な馬
△:入着が見込める馬
×:6着以下になる可能性が高い