中山で行われるオープンレース
枠順の有利不利が出ることでは1番有名な、芝1600mで行われる

★1.レースの位置づけを考えてみる

1月頭には京都金杯、1月末には東京新聞杯と京都牝馬Sがあり、1月の芝1600mレースは充実している。
そんな中、枠運に左右されやすい力の発揮しづらいコースに出走してくるということは・・・

■Ⅰ.京都金杯で除外された馬
■Ⅱ.東京新聞杯への叩き台
■Ⅲ.重賞だと頭打ちで、まぎれやすいコースに出走
■Ⅳ.中山芝1600mが得意な馬、または厩舎

このあたりだろうか。

昨年の1-5着馬を振り返ってみると・・・

1着:関東馬、1人、該当なし
2着:関西馬、3人、■Iに該当
3着:関西馬、2人、■Ⅰ、■Ⅲ、■Ⅳに該当
4着:関東馬、10人、■Ⅱ、■Ⅳに該当
5着:関西馬、4人、■Ⅳに該当
(関東馬6頭、関西馬10頭)

3着までの馬のうち、■Ⅰに該当したのが2頭。(全部で8頭出走)
1着馬も、登録していたら除外されていた。

また、過去10年の成績を見ると、4~5歳馬が8勝している。

★2.ここから導き出された答えは・・・

若い馬には賞金の低い馬も多い。
力があるが賞金が足りない、そんなこれからの馬が力を発揮するレースと予想する。

京都金杯を除外されて、まだフレッシュな馬は・・・

A.カオスモス:4歳
 実績:アーリントンC2着
 賞金:1650万

B.レッドアリオン:4歳
 実績:ニュージーランドT2着
 賞金:1950万

Aは、10か月ぶりで人気の盲点になりそうなので、まずは出走するかどうかに注目してみる。