欧州では、空が灰色に支配される季節になりました。毎日曇り空で雨が降ったり止んだり。天気が変わりやすく、太陽が見えたと思った5分後にはザーッと雨が降ってきて、その30分後には虹が、という感じ。

日々の最高気温は20℃に及ばず、既にダウンコートの出番があるくらいです。


さて、今日は日本の素晴らしいクオリティの器のお話です。


それほど器にこだわりがあるわけではないと思っていましたが、それでも日本の食器、特に鳴海製陶、NARUMIの器が好きです。

中でもナルミのボーンチャイナの食器は、手触りが触れた時にウットリするほど滑らかで、質の良さを感じさせます。



こちらはフィオレリアシリーズ。透けるように滑らかな乳白色の陶器に、日本伝統の藍の色でデザインされているところが美しく、1番のお気に入りです。


先日、イッタラをネットで買ったのですが、お高いと感じる値段の割には、日本人としては受け入れがたいエクボがあったり、というクオリティ。


なので、触れた時にテンションの上がるナルミを使いたいのですが、残念なことに、最近使い勝手が食事のスタイルに合わなくなってきてしまい、めっきり登場回数が減ってしまっています。


フィオレリアの器の形は北欧プロダクト風で、スタッキングしやすく、食洗機にも入れやすいのですが、限定シリーズだったので、デザインのバリエーションが限られてて、これに合う料理を作ることがあまりないんです。小皿や小鉢も有れば、全部の食事をこれでしたいくらい気に入っているのですが、、、


次に好きなシリーズはルーシーガーデン


。編みかごのようなレリーフとフルーツのモチーフがかわいいシリーズです。カジュアルなティータイムにとても似合うデザイン。マグやティーカップなどだけでなく、グラタン皿もあって洋食向きのシリーズとして作られてるようですが、実際に洋食に使おうとすると、何となく合わせにくいのです。和食にもあまり使えるデザインではなく、、、


そうして、和食にも洋食にも使えて、色々なデザインがあるのに、統一感があるので、とても使い回しがきくイッタラの出番が増えてきました。食洗機にも入れやすい。スタッキングもしやすい。 

イッタラにはティーマティーミというシリーズで、表情豊かなアジア料理にも合わせられるデザインもありますので、本当に使い勝手が良いです。


パスタも焼うどんもチャーハンも。

ラーメンもどんぶりも。

スープもポタージュも味噌汁もお蕎麦も。

サラダも酢の物も煮物も。

ハンバーグも焼き魚もチャンプルも。


そんな一皿何役もこなせる器たち。


統一感のあるシンプルなオシャレって、もしかしたら日本人は苦手なのかもしれません。

着物のように艶やかなデザインを生み出してきた文化の影響でしょうか。


日本のキッチンって収納も狭いですし、これからは時短のために食洗機は洗濯機と同じくらい必需品になると思うのです。


そういう現代のライフスタイルに合ったデザインの器シリーズが出たら、ナルミのお皿で揃えたいです。