子育てって色々ありますね・・・(のっけから重い・・)

 

今週末、土日ともTOKYO STARTUP GATEWAYのメンタリングセッションで、母は確かに浮き足立っていたと思います。

そして今日は夜にオンラインミーティングが入っていて少しピリついていたかもしれません。

(そのミーティング昨日と勘違いしたところから事件は始まっていたのかも・・)

さらに昨日今日とキャンプに行っていた娘の送迎で普段と違う仕事の仕方、出勤時間になっていたから息子もその変化を無意識のうちに受けていたのかもしれません。

 

そんなわけで今日の夕方。

習い事が終わるまであと1時間あるわ〜と片付けをしていたら突然鳴り響くGPSBoTの通知音。

 

「●●(息子)が▲▲(スポット)を出発しました」

 

たまにね、あるんです。

荷物が少し動くと、反応してGPSが動いて、スポットのラインを少しだけ超えて「出発しました」って通知が来ることが。

 

でも今日は違いました。

 

「●●が★★(その近隣の設定スポット)に到着しました」

「●●が★★を出発しました」

 

立て続けに通知がくるんです。

 

あーこれはレッスン休んで帰ってきてるわけだなーと母認識。

日が暮れた後なので慌てて迎えに行きます。

 

向かう道すがら何があったのかと想像する・・・

今日は月の5週目だったかしら。5週目ってあのレッスンお休みだったのかしら。

先生が体調を崩されたか急用なのかしら。だとしたら連絡が来るはず。

息子が体調を崩したのかしら。だとしたら歩いて帰ってこないよなぁ。。。

 

GPSの動きをたよりに追跡したところようやく発見、息子とクラスメート。初めて会うお友達です。

 

母「今日はレッスンなかったの?」

息子「うん、なかったよ。おやすみって」

友達「うん、ないって。」

母「そっかー、ないんだね。わかった。宿題は?」

息子「ない」

友達「なかったよー」

母「(お友達に向かって)ここまで一緒に帰ってきてくれてありがとう!気をつけて帰ってね!」

 

お友達とわかれる。

 

母「先生がお休みっていった?」

息子「おやすみっていってきた」

母「どうして?」

息子「ぼくだけいつも頑張ってるから休みたかった」

母「うん、わかった。休みたいときにはママに言ってね。先生に連絡するからね。」

息子「うん」

母「あと、今日はママも、きっと先生も、レッスンすると思っていたよ。だから、先生はあなたのために時間を作って、色々と準備してくれていたはずなんだよ。それに対して、休むって言ったのはね、先生の時間や準備を無駄にしてしまうということだからね、今から一緒にいってごめんなさいって言おうね」

 

教室まで一緒に行く。

 

母「こんばんはー先生すみませんーお休みって言って帰っちゃいました?」

先生「そう、今日はお休みって言って帰るって。ママはこないの?って聞いたけどいいんだって帰りました」

息子黙って話を聞いている。

 

母「今日はお休みで、これで帰っていいから、今度からお休みしたい日はまずママに相談してね。ママから先生にご連絡するからね」

息子、目を見開く(どうやら涙をこらえはじめているらしい)

 

母「先生に、ごめんなさいって謝ろっか。」

息子「ごめんなさい・・・・」ぽろぽろぽろぽろぽろー泣き始めた

 

母「今日レッスン参加しないから、先生が準備してくださったものは持って帰って家でやろうね」

先生、プリントをわさーっと持ってきてくださる。

 

先生「本当によくがんばっていて、できるようになったから、今日はこんなにあります!」

母「わたしも、この前ひさしぶりにやっているのをみて、ひとりでここまでできるの?!ってびっくりしたんです!」

 

先生には重ね重ねお詫びをして、宿題をいただいて、帰ってきました。

帰り道は、息子との対話です。

 

母「それで、、、、今日はどうしてお休みしたいと思ったのかな?妹がキャンプから帰ってきたのを見て、早く会いたくなっちゃった?」

息子「うん・・・・」(もうこのへんで私の顔の筋肉は緩み始めているわけですが・・・)

母「そっかー優しいね。妹も会いたがっていたよ。まだ帰ってこないかなーって。」

 

息子「うん・・・・あと・・・・ぼくはみんなよりがんばってるんだよ。たまには休みたい。学校の宿題もいっぱいあるし、ごはんを食べて、お風呂に入って、宿題をして、30分ゲームをしたらもう寝る時間になってしまうから・・」

母「そうだね、忙しいもんね。学童で学校の宿題はやってきてるでしょう?」

息子「でも・・・音読とか・・・色々やることはあるから・・・それやってたらすぐに寝る時間になっちゃうから・・」

母「金曜日は夜更かししていい日だし、土曜日も日曜日もあるからどこかで音読すればいいんだよ。金曜日は帰ったら遊んでいいんだよ」

息子「でも・・・土曜日もサッカーにいったり、色々あって忙しいから・・・」

母「どれでも、やりたくないって思うものはやめていいんだよ。今日のこの習い事も、空手も、サッカーも、他にもっとやりたいことがあるなら、やめたらいいし、時間がほしいなら、時間を確保するためにあきらめるものも必要だよ」

息子「やめたくない」

母「うん、やめたくないとしたら、今ある時間のなかでどうしたらもっとうまくいくかを考えていこうね」

息子「でも・・・・(号泣)」

 

帰宅。お風呂にひとりでゆっくり入ってもらう。

 

お風呂からあがってくるとおもむろにワークブック2冊を持ってきてやろうとする。

 

母「今日は遊んでいい日だってさっきいったよー」

息子「でもぼくは今日●●を休んだから、そのぶん勉強しないといけないんだ」

 

きた・・・生真面目炸裂・・・・

元来まじめな彼は、ちゃんとしないと落ち着かないのであります。

 

 

母「聞いて。今日は、リフレーッシュする日!リフレーッシュの意味はわかるかな?」

息子「やすむ・・・」

母「そう。あとは気持ちを切り替えるとかね。金曜日は、特に今日は、もう遊ぼう!」

息子「でも僕は勉強しないといけないんだーーーー!!(もはや意地)」

 

このあとも10分ほど話し合いをして、テレビをつけたままごはんを食べるとテレビに夢中でごはんを食べる手も口も止まるからということで、テレビをみていた妹にもそれを伝えてテレビを消し、色々話をしながらごはんを食べ(その最中にも時々反省して色々な理由を持ち出して泣き・・・)、ようやくマリオカートを妹とやり始めたところからは少しだけ普段どおり。

 

いつもの金曜日は夜更かしをしてもいいのだけど、今日は10時からオンラインミーティングがあったので、理由を説明した上で(キャンプ帰りで疲れている人もいたし、こんだけぐずっている人も色々疲れてるみたいだし)8時半すぎには消灯。

 

さっき、水が飲みたいって一瞬起きてきたけど、トントンしたらまた寝ました。

 

明日は朝からサッカーの試合。

これも無理しなくていいよって言ったけど、出たいんだって。

サッカーの試合があるので空手はお休み。空手もやめていいよっていっても、僕はがんばってるからやめないんですって。

スイミングは明日進級テスト。そういえばスイミングも2週間前くらいにもうやだって言ったかと思えば、せっかく僕はここまで頑張ったからメダルをもらうまでは頑張るって言ってたなぁ。

英語は・・・・今週ひとつやめました。保育園からそのまま通っていたアフタースクールをやめて、英語で話しながらみんなでプレゼンテーションしたり遊んだりするほうの習い事だけにしたんだけどな。英語使うのには抵抗はなさそうで、でも、やっぱりみんなは家に帰るのに、ひとりだけ(時々二人や三人で)残ってやるのはいやだーってときもあるよね。

 

「じゃぁ、ママは今日疲れてるので洗濯機回すのやすみますってのはあり?」って聞いたら「それは困る。だから僕もやるよ」って言ってたけど・・・これからもこんなかんじの会話は繰り返すんだろうなぁ。

 

やりたくないわけじゃないから、やめたくはないんだけど、なんか疲れていたり、色々あったら、休みたくなる日。

大人にもあるから、寄り添いながら、でも、毎回ちゃんと話し合って本人に答えを出してもらえるように。伴走します。