たくみの里 森のカスタネット | び〜さんブログ

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とあるリクエストにより
雪の降る水上までドライブしてきました😊

行き先は、たくみの里

三国街道 須川宿 であったこの地は
昔ながらの生活体験ができるのどかな里山として
20種類以上の体験工房を
それぞれの家として点在させている里です。

今日は、森のおもちゃの家に訪問


店内は温もりを感じる木のおもちゃがいっぱい


今回の目的は、このカスタネット


子供の頃に使っていた、青🟦と赤🟥のカスタネットは、ここの工房で作られていたのだとか😲


音の良さからサクラでスタートした材料も

人口増加などで、カエデ、ブナと変わり


ついには、材料が調達困難となり、

そして少子化で需要も大幅に減ったことで

カスタネット製造を中止した歴史があります


しかし、

日本の森を再生する赤谷プロジェクトにより

冨澤さんが、カスタネット製造を復活させ、

再び森の音がこだまするようになりました。


今、このカスタネットは、絵付け体験として


この森のおもちゃの家を訪れてくれた人に

カスタネットを届けることができています


でも、ご高齢のため、生産数が限られており

入荷が少なく、一般販売は追いついていないようです。


そんな話を聴きながら、周りを見渡すと


人の手の入った、表情豊かな木のおもちゃたち


どこかホッとするような森の材料たち


そんな森の音や空気を伝えるものが


木の棚の上に、ほっこりと並んでいます


そんな大変な状況のため、一般販売用は完売

絵付きのカスタネットをひとつお願いしたら…


ひとつだけ、サクラのカスタネットが

カウンターの隙間から顔を出してくれました😊


店員さんも私たちもビックリ


コレもご縁なんだなぁと思いながら

ひとつは絵入りのカスタネット

ひとつはコチラのカスタネットをいただいて

お店を後にしました


人の手の温もりを感じるものって

どんどん減っている気がします


手間暇と愛情をかけることができる…

そんな、かけがえのない刻(とき)の早さが

時代の速さに押し流されています


残さなければ、何も無かったことのように、

残らないようになってしまった原風景たち


つい30年前には、日本のどこにでもあった

暮らしの音たちや空気や時間までもが

ゆらめきながら消えゆく灯火なのでしょうか


出来れば末長く残していきたい

暮らしの温もりを伝えるもの

でも他力本願にすがるしかない気持ちが歯がゆい


生きてゆくこと、変化すること、
活かしてゆくこと、残していくこと、

次の15年後にむけて、
私はなにか残せるだろうか…