読み出したら止まらなくなり、それでも隙間時間を縫って二日目で読了しました。


 

奥田珠紀さんの初著書

「宇宙人タマの「魔法の教室」 」





 

タマさんとの出会いは、5年ほど前に遡ります。

 

 

私が夫と離婚状態にあったとき、

パニック障害になり、引っ越しもあり、

精神的にもそれはひどい状態だったことがありました。

 

そんな時、私の事を心配して兄が紹介してくれた人が、奥田珠紀さんです。

タマさんは私の兄の、元同僚の奥様、という関係でした。

 


奈良の柳生の山中で、ヒプノセラピストとして活動されていました。


 

この本の中でも詳細に書かれていますが、

タマさんは介護の経験も豊富で、精神病棟でお勤めをされた経験もお持ちです。

当時も、私にこの時の話を聞かせてくださいました。

 

いつ起こるか分からないパニック障害の症状に不安を抱え、

安定剤を処方してもらうべきかと、精神科の受診を真剣に考えていた時でした。

 

「よく、受診前にタマのところに来てくれました」

 

そう言ってくださったのを覚えています。

そして、精神科での経験や、見てこられたことを語られました。

 

お薬に頼るまえに、できることがある。

それが、タマさんにとって「ヒプノセラピー」であると。

 

そのタマさんの信念のとおり、

私はヒプノセラピーがきっかけで、

自分との対話に目覚めました。

医学に頼ることなく、自力で立ち直ることができたのです。

 

カウンセリングの最中も、タマさんのあたたかな言葉に、思いがけず涙が溢れたことを覚えています。

 

「いいんだよ。泣いて泣いて。涙は浄化だよ」

 

タマさんはそう言って私が涙を流すことを歓迎してくれました。

 

 

この著書には、その時のままの、タマさんの暖かくて優しさあふれる言葉が綴られていて、読みながら何度も目頭が熱くなりました。

 

 

 

当時から、子育て中のお母さんにとって、ヒプノがとても有意義である考えをお持ちで、

親子でセフルヒプノができるよう、絵本やCDを自主制作され販売する活動なども行っておられました。

 

 

それが、数年の時を経て「魔法の教室」という形になり、

世に出され、それ以降のタマさんがみるみる活躍され奔走されていく、そのありのままの姿を、

私はFacebookでずっと見守り続けていました。




 タマさんが、決して何もかも見事に順調に本が出版できるまでになったわけでは無いことも、本の中に記されていますが、まさにそれを目の当たりにしてきた自負のある者として、今回のこの本は身内の事のように(勝手にてへぺろ)思えて、嬉しいのです。




私は、タマさんの綴られる言葉に、本当の愛情というものや、人類愛の根源のようなものを感じます。

裏切られても、ひどい仕打ちを受けたとしても、なお、人を信じたくなる。また信じようとさえ思える。

魂の根源、そこへの敬意や信頼を取り戻せる。


そうすることで、自分の中に暖かなエネルギーやパワーが蘇ってきます。



 

世の中には、悲しい出来事、信じられない事実が溢れているように見えます。


絶望してしまうことだってあります。




でも、自分を愛することを思い出せる限り、必ず立ち直れる。





それは、例えどんな環境に居ても。




そんな希望を思い起こさせてくれるのです。




世に溢れるビジネス書や、自己啓発本を読み慣れた方、

ハウツー本、ノウハウ本を期待される方は、何が書かれてあるのか、読み切った後も、もしかしたら分からないかもしれない。


だって愛を思い出すのに、ノウハウもハウツーも無い。



愛は感覚だし、

感覚は、学んでも身につかない。



愛は思い出すもの。




私以外の誰かの心にも、きっとタマさんの言葉は、あたたかくて大切な何かを思い出す、そんなキッカケをくれるのではないかと思います照れ





心に響く方と出会い、その方の言葉に触れる事ができた事を幸せに思います