夕焼け空の美しい季節になりました。
愛犬の散歩にふらりと近所に繰り出せば、どこからともなく匂い立つ金木犀の香り。

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いつもは一人でさっさと散歩を終えてしまう私も、近頃は息子や娘を誘い、他愛もない話をしながら夕焼け空を眺め、一緒にブラブラと歩くようになりました。

でも二人同時ではなく、今日は息子と二人。昨日は娘と一緒に。という感じで…。
兄妹は毎日仲良くくっついて、遊んだり喧嘩したりしています。が、母と子の二人きり、っていう時間は、実は考えてみるとあまりない…。だからという訳ではなかったんですが、学年の違う兄妹。学校の帰宅時間が違う日や、どちらかがソロバン塾に行き、どちらかは『今日は行かない~』と言った、本人が何と無く気の向かない日に、たまたま、二人で散歩に出かける、という事になっていました。


この時間が、最近は一日のうちで一番ほっこりするなぁ。
そう思っていたら。
子どももきっと同じ気持ちを味わっていたのでしょうか。

ある日、少し、子どもに変化が見えました。

特に息子の方。


先日、お伊勢参りに行ってきたのですが(←このことについてはまた後日書きます(^.^)、
その車内でのこと。


途中、娘が
「ここはどのあたりかなぁ?  松島かなぁ?
もう松島過ぎたかなぁ?」

と、やたら「松島」を連呼しました。

私は「?」と感じながらも、特に気に止めていなかったのですが、隣で聞いていた息子は気になったのでしょう。

「アンナちゃんは、『松阪』って言いたいの?」

そう、優しく、ソフトに聞いていました。

道中、必ず通るはずの、松阪牛でも有名な、あの『松阪』です。

何でもない会話だとお思いでしょうが…^^;。
我々は一応、関西人を自負( ?! )しております。この場合はいつもなら、
「それを言うなら『松阪や!』(バシィッ!)」
と、鋭いツッコミが入るはずなのです(^^;;。

楽しく笑える掛け合い漫才のような雰囲気なら良いのですが、普段の息子の場合、割とイライラしている様子が多く見える時があって、そんな時は、それこそ聞いているこっちが
『そんな言い方しなくても…』
と思ってしまうキツイ言い方をするので、何だか息子本人の余裕の無さを感じて、こちらが悲しい気持ちになったりもしていました。

『松島松島うるさいねん!!!ムカムカ』とか、
『松島ちゃうわ!松阪や!アホちゃう!ムカムカ』とか…。普段ならそう言ったことでしょう(ー ー;)。
まぁ…テレビの影響もあるのかもしれませんが、言い方がいつもマジギレなテンションなので、テレビのようには笑えないのです。

本来は、とても優しい気持ちを持っている子です。感受性もとても強く、大人の、特に私のメンタルを無意識に感じ取って自分のものにしているようなところがあります。


息子に余裕が無い時は、大抵私も余裕が無いのだと鏡のように見ているつもりでした。が…、実際はどうすればいいか、具体的には分からず、日々を過ごしていました。
余裕の無い息子を見るたび、当然そんな時は私自身が余裕がないので、平静に受け止めるどころか、シンクロして私も苛々を募らせるばかり。悪循環の繰り返し。



私が気持ちいいと感じる時間を、二人だけで共有すること。



秋の夕暮れ時の、景色も気候も、香りまで気持ちの良い時間を息子と二人で共有し、私自身が癒されていたことと、息子のあの珍しい穏やかな問いかけが見られたことが、ある瞬間リンクしました。




そうか、そういうことか…。


簡単なことやったんやね。



そんな、気づきをしたためたくて。
久しぶりに、ブログを書きました(^-^)。


なかなか更新できていませんが、それでも見に来てくださる方、いいねやペタを残してくださる方、本当にありがとうございます(^_^)