先日、この映画を観ました。


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インド映画を観るのは、初めてです。

昔、流行った(?)踊るマハラジャ、とかでさえ、観たことがありませんでした。



この映画、むちゃくちゃ良い!!!

о(ж>▽<)y ☆!!!


インド映画、やるやーーーーーん☆☆☆


随所にインド哲学がちりばめられていて、(もはや、インドの哲学という枠に収まらない、これは各国共通の、人類が求めている真理の声だ!とさえ、思いながら見ていましたけれど)

セリフのひとつひとつ、あらゆる場面にメッセージが込められていました(^_^)。




※ネタバレになるので、映画の内容にはここではあまり触れないよう注意して書きますね。




以前、facebookを見ていて、誰かがシェアしていた記事に、

インドの教育精神、のようなことについて書かれているのを目にしました。


それは、親が子に諭すとき、


『日本は、他人に迷惑をかけないようにと、教育するけれど、

インドでは、他人に迷惑をかけずに生きられるわけがないから、他人に迷惑をかけられても、許してあげられる人になりなさい』


と、教えるんだとか。



この精神が、この映画の中にも通じるものがありました。



少し、映画の話から逸れてしまいますが。



あるテレビ番組を観ていたときのことです。

「ホムカミ」という番組で、

日本に留学に来ている中国の四川省出身の女の子(年齢は忘れましたがあせる成人してる大人の女性です)が、故郷の四川に帰って、母校やふるさとを訪ねるのを追いかける、という内容が放送されていました。


彼女がなぜ、「日本」に留学しようと思ったのか。

留学先に、「日本」を選んだのか。


四川省では、2008年に大地震が起こっています。

彼女は、その地震のときに、四川で中国の伝統芸能である「変面」の継承者として、技を学んでいました。

もちろん、被災に合っています。


地震後、世界各国から救助隊がやってきたそうですが、

最後の最後まで、日が暮れても、諦めずに懸命に人命救助に徹してくれたのが、日本の自衛隊だったのだそうです。



そのときに、


「あれ?私達が教えられてきた日本の姿とは、違う」


と、感じたんだそうです。



当時から、中国では既に反日感情の高まりが強く、日本人の経営する企業や店が暴動を受けたりして、それが日本でもニュースになっていましたが、その背景にはやはり、中国の反日感情を高める教育があったのですね。



彼女は、それをキッカケに日本に興味をもち、もっと日本を知りたいと思うようになった。

そして、あまりに大きい被害を受けたこの大地震のショックを忘れるために、それまで学んでいた伝統芸能の修行を中断し、日本に渡ることを決意したのだとか。



番組では、その後日本滞在中に起きた311の東北大震災を受け、もう一度四川省に戻り、自分が被災した地震の過去と向き合う決意を固め、帰郷する彼女を追いかける、という内容になっていました。




私がこの内容を見ていて思ったことは、



思想を植えつけるのは、教育。

でも、その思想を変えることができるのは、経験。ということ。



そして、本当に人の心を揺さぶること、

人の心を変えてしまうだけの力は、「助ける心」にあるんだな、ということでした。




どんなに、国が情報操作をし、仮に歴史を歪めてでもして、

日本を悪い国だと若者に教えたとしても。


自分達が一番苦しいとき、本当に救ってくれたのが、

その他でもない「日本」だった、としたら。



どんな長年の刷り込みも教育も、

その「頑な」な心は、一瞬にして変わる。




私は、あまり政治にも歴史にも詳しくありません。




だから、今の諸外国との日本の外交やら、政治の情勢やらに、上手に意見することはできないのだけど。




武器に武器で応えても、何の解決にもならない。




攻撃されるかもしれないから、武器をもつ。


攻撃されたから、応戦する。


もしくは、


攻撃されないよう、こちらから威嚇射撃する。




戦争を始めようとする図式にしか、私には見えない。





力でねじ伏せても、遺恨が残るだけです。





日本はかつての戦争で、

未だに、中国や韓国から謝罪を要求されている。




武力を行使して、国を押さえつけ降参させても、

それは従うように強制しているだけで、

人々の心は何も変えられない。


むしろ、いつの日にか、その押さえつけられたエネルギーは還ってくる。




そのエネルギーが、今の「反日感情」に繋がっているという現実です。




日本はどこの国よりも早く、「戦争」そのものを「放棄」した。



どこの国よりも早く、「自衛隊」という名のもとに、

武力を、「人を助ける力、護る力」に変えた。




韓国の海洋警察は、日本の海上自衛隊をモデルにされている、という報道を見ました。

しかし、今も戦争中(今は休戦中なだけ)の韓国は、

海を攻撃された場合の応戦に特化した海洋警察を作ってしまった。


だから、海で起きた海難事故に対しては、救助する術が未熟だった、とか・・・。




本当に強いものは、

「命を脅かす力」ではなく、

「命を救う力」です。


砲弾や爆薬は、瓦礫や人の道を阻むものを破壊し、人を「助ける」ことに使えます。




そして、どんな歴史の過去も罪も、そこから生まれた遺恨さえも、

その頑なな心を覆し、氷を溶かしてくれるものは、

「守る力、助ける力」、にこそあると思うのです。




本当に窮地に瀕したときに、命を救われたら。



人は、その人のことをおそらく一生、裏切らないでしょう。



和解し、手を繋ぎ、「ありがとう」と述べるでしょう。



「あなたが困ったときは、今度はきっと私が助ける」



そう、心に誓うことでしょう。





それが、人だから。




人は、失敗もする。


人生に、トラブルはつきもの。



人は、周りに迷惑をかけずに生きていくことなんて、できない。




それが、人生だから。






力に力で応えても、エネルギーは消えない。



武力には、それと同等の武力が働いて還ってくる。



でもそれが、平和な力だったら。



助ける力には、助ける力で応えてくれる。





日本には、「自分の力で自分を守る」という意味の「自衛隊」がある。


私は、これを日本人として本当に誇りに思う。



自国を守る隊。

 

「何」から自国を守る、のか。

それは、「暴力」や「攻撃」じゃない。

暴力や攻撃は、相手の心さえ変われば、防げます。


でも、自然の力は変えられない。


決して人の力ではどうすることもできない、自然の力、脅威に命の危険がさらされたときに、暴力を働く「心」を、「助ける力」が変えるのです。



今までそうしてきたように。

これからも地震大国の日本を、経験を誇りにして。

災害時にはどこの国よりも早く、誰よりも真剣に。

自国での被災経験を武器として、人命救助する。




その姿に、きっと世界中の国の人達は、日本と手を繋ごうとする。




トルコが今も大変な親日国な理由には、

明治時代に起きたオスマン帝国のエルトゥールル号遭難事故を日本人が助けたこと、から起因しているそうです。





「きっと、うまくいく」

という映画の中に、たくさんのメッセージが込められていましたが、


映画のクライマックスで、私がこのブログの記事で伝えたいことが、


たくさんのメッセージの中の一つとして、描かれています。




「何」が、究極、人の心を変えてしまうのか。





そして私は、


色々な局面に遭遇したり、

社会情勢ひとつ取ってみても、



あぁ、日本はどうなっちゃうんだろう。


世界は、どうなっていくんだろう。



そう心配になりそうなときに、






「きっと、うまくいく」






そう、呟いていよう。って、思ったのでありました。