先日、娘の幼稚園で、「絵本の読み聞かせ講演会」がありました。
私は存じ上げなかったのですが、
という方。
日本全国を年間300講演以上こなしていらっしゃる、この世界(保育界?)では有名な方なんだそうです。
とにかく素敵な話がたくさん聞けました!
私が娘をこの幼稚園に入れることに、何のためらいも感じなかったのは、「このためか」と思えるほど、何かが繋がったような感覚がたくさんありました。
講演のなかで、「最近の子どもたちは年々落ち着きがなくなってきている、と感じている」としんちゃんは語っていらっしゃいました。
そして、絵本を読み聞かせていても、
「そんなわけないやん」
「なんでやねん」
などの言葉が返ってくる。
それも、4~5歳児から。
このことには、危機感さえ覚えているとのこと。
そんな流れから、こんな話をしてくださいました。
子どもはだんご虫が大好きです。
子どもたちがだんご虫を一生懸命探していたら、お母さんは何て言いますか?
「そんなことしてないで、早く帰ろう!」
・・・言うかもしれません。
だんご虫を見つけてきた子ども。
「ほら見て! だんご虫見つけたよ!」
「あぁ、そうやねぇ。だんご虫やねぇ」 ・・・終了。
・・・あるかもしれません(^▽^;)
そんなとき、こう言ってみてください。と、しんちゃん。
「惜しかったなぁ~~!!!」
子ども「なんで?」
「あのな、だんご虫の中にはな、一生に一度、見つけられるかどうか分からんくらい、めずらしいピンクのだんご虫がおんねんで。
それ見つけたら、その子は一生幸せになれんねん~!」
それを聞いたほとんどの子どもは、次の日からピンクのだんご虫を探し始めます(°∀°)b とのこと。
以前、そのことをしんちゃんがあるお母さんにお話したところ、
そのお母さんはとても素敵な人で、
こっそり捕まえただんご虫に、「ごめんねぇーっ((>д<))」と言いながら、ペンか何かでピンク色に色を塗ったんだそうです。
そして、ある時一生懸命だんご虫を探している子どもの近くに、そっと放したそうです。
しばらくして、子どもはピンクのだんご虫と奇跡の出会いを果たします。
大喜びする子ども。
そのお母さんは、こう言ったそうです。
「良かったねぇ~! あんたなら見つけられるとお母さん思ってたよ!だってね、お母さんも実は小さい頃、ピンクのだんご虫、見つけたの。だからほら、今幸せなんだよ」
このやりとりだけで、どれだけたくさんのメッセージを子どもに伝えていることか。
胸がじーーーーーーーんとしました(TヘT)
このことは、私自身が忘れたくなくて。
講演の内容って、あまりブログとかには記載しない方がいいのかなぁ??と思いつつも、書かせてもらいました。
「優しい嘘」 って、存在するんですね。
現実に存在するかどうかの判断で、「嘘」かそうでないかを決め付けるとしたら、そもそも 「嘘」というものは存在しないし、罪ではないと感じている私。
「嘘」の概念が、20歳頃にガラッと変わる経験をしたのですが、
そのときの裏付けというか、今になって確信を得ることにも繋がりました。
うーん、このことについては、また別の機会にゆっくり書くかも。
ともかくも、私が見ていきたい方向が定まった感覚を得ました。
定まった、というよりは、もう見えていたけど、
やっぱりそこを見ていくんだな、という再確認ですね。
手探りだけど、始めていきますよ(*⌒∇⌒*)