大切な時間 | 大切な時間

大切な時間

『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。



突然の訃報。


木曜日、だんじりさんの叔母が亡くなりました。ちょうど、私が大学病院受診日で、ゆっくりお茶して帰った日で、帰ると既にだんじりさんが帰っていて、何やら電話で話している様子。その後事情を聞き、そこからは急いで準備。翌日だんじりさんが仕事を終えてから出発。お通夜から出席して来ました。

私は2年くらい前にお会いしたのが、最後になってしまいました。体調悪いとは知らず、岸和田の実家に顔を出していたのに、お邪魔していなかったのが心残りです。お通夜の後は、近い身内の皆さんと共に時間を過ごしましたが、随分お会いしていない方が多く、紹介していただいたり。だんじりさんと弟は、小さい頃から仲良くしていた従兄弟達と、懐かしそうに話していました。

葬儀当日の朝は、妹の葬儀に出席出来ない父に心残りあったらと思い、だんじりさんと会いに出掛け、その後葬儀に向かいました。身内だけの家族葬でしたが、子供、孫、ひ孫ととても沢山の家族に見送られ、きっと幸せな人生だったんだろうと思います。ただ、残された叔父が小さく見えて、胸が苦しくなり涙が止まりませんでした。

身内が揃って顔を合わすのは冠婚葬祭くらい。久しぶりに顔を合わせ話す時間は、叔母が作ってくれた大切な時間。悲しい知らせでしたが、苦しまず眠るように亡くなったと聞いて安堵しました。
葬儀中は激しい雨が降っていた様子でしたが、帰り道の大阪方面から見る神戸の空は少し明るくなっていました。

私も連れってもらって、きちんと最後のお別れが出来てよかったです。