◆この国は・・・ | ジェイ&ヴィヴィの家★Yorkshire Terrier

◆この国は・・・

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この国は いったい何処に向っているのでしょう・・・

自分の国を憂いてしまう

これで 本当に良いのかと・・・

国は ここまで

命を無視して良いのかと・・・


何故こうなるのか?

原因は 原子力保安院

ここの決定のよう

ごくシンプルに決定されている「人命優先」

これです、ただこれだけ

獣医師が 安楽死をするために入ることも

動物を放してやることもできません。

「人命優先」で終わり

この決まりのせいで、環境省も農水省も獣医師会も動けない!

やはり、このままでは見殺し確定です。

人命優先は当たり前ですよね・・・

優先された上で 生あるものを救うべきだと言っているのです!

福島の畜産、酪農を守る配慮はないのでしょう。

福島県だけの問題では ないのです。

多くの動物が閉じ込められたまま全滅するでしょう。


政府は それを待っているよう

このような国に 明るい未来があるとは思えない・・・




◆原子力安全・保安院へのメールはこちらから( 皆さんで意見、要望しましよう)
 
https://wwws.meti.go.jp/nisa/index.html



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↓ うちのとらまる さん:http://ameblo.jp/uchino-toramaru/
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昨夜 遅くに東京に戻りました

今回は私の友人2人と一緒に行動しました

彼らは 今 福島で何が起きているか

この目で見て確認したいということと

取り残されている牛のために なんとか力になりたいと

申し出てくれたのです

天気は生憎 一日中の雨

しかも時々は土砂降りに近いものでした

われわれ3人

滋賀県から牛の餌を2トン運んできてくださったボランティア団体さん2人

千葉から餌を運ぶ2トントラックを運転して来てくれた若者

その若者に協力を申し出た浦安にお住まいの女性

そして なんとまたまた埼玉から車を走らせて来てくださった

先日一緒に活動させていただいた 南相馬にご実家がある三上さん

総勢8人のチームです

20km圏内に入るときに 検問があるのですが

いつもより厳しくなっていることを感じ

知っていた抜け道を通ろうとしました

ところが今まで通れていた道が完全に封鎖されていて

もうひとつあった抜け道も封鎖

私たち4台の車は右往左往

細い道でUターンを繰り返し

もう二度と同じ道を通れないんじゃないかと思うほどの

複雑な道を通り なんとか20km圏内に入りました

やっとの思いで現場の牛舎に到着

さっそく手始めの1トンの餌を中に運び込み

皆で手分けして動きました

牛たちに変わりが無いか見ていたら

数が少し減っていました

へたり込んでいた6頭の牛は まだなんとか生きていましたが

動けていた牛がいない

3頭の側溝に落ちて上がれなくなっていた牛を確認しに行くと

前回 倒れ苦しんでいた1頭は すでに息を引き取っていました

そして 生きている子は2頭のはず・・・

いや 3頭います 

悲しいことに また新たに1頭落ちていたのです
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強い冷たい雨が彼らに降り注ぎます

彼らの体力は限界に達しているように思いました

友人と私は 

現場にあるもので 彼らをなんとか上に引き上げる

方法を探り トライしてみましたがダメでした

痩せているとはいえ 牛はあまりにも大きく重かった

ならばせめて

彼らが足が水に漬かりっぱなしが辛いのではないかと思い

木製のパレットと板を組み合わせ底上げして

なんとか3頭 上に乗れるものをおいてやりました

冷たかったろう

足はふやけて変色していました

側溝の回りの草は殆ど食べつくして

水はあるものの 食べ物が何も無い状態

バケツに餌を入れそれぞれに与えました

写真の奥のほうに 息絶えた子がいます

その手前 この側溝に水が流れ込む支流があります

その上流に 1頭の牛が挟まって死んでいました

ここに注がれる水は その牛の死体を通ってきます

死体が痛めば水も痛みます

あとは・・・

どこまで彼らを苦しめたら気が済むのか

少なくとも 

少なくともここには 神様はいません

神様などは いないのです


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