ライティングゼミ仲間の投稿で知った近藤康太郎著「三行で撃つ」。

 

 

 

文章術の本ですが、その中に

「感性とは、努力で鍛えられる天性なんです」という一説がありました。そこからファッションにも同じことが言えると閃いたのです。

 

 

 

記憶を辿ると子供の頃から23歳で結婚するまでは(1950年代~1960年代の半ば)、洋服は主婦のお手製かオーダーが主流で、出来合いの既製服はあまり見られませんでした。

オーダーと言っても高級注文服とは限らず、洋裁の内職を生業としている人の所へ生地を持ち込むか、洋服店に並んだ生地を選んでデザインを決め、注文するシステムの2択が主でした。

紳士服、子供服、婦人服、それにセーターや帽子まで、総て注文するのが一般的でした。

 

 

自分の体形に合わせた型紙を基に縫製されるので、スタイルブックやデザイン画の通りに出来上がっても、似合うかどうかは着てみるまでは判らない。かと思うともろに体型の欠点がむき出しなんてことも度々で、ちょっとした賭けのようだったことを思い出します。


それに引き換え現在は、立体裁断などでスタイルを良く見せるようにパターンが引かれた服に体を入れる。昔のように体型に合わせた服ではなく、服に体を合わせる試着が出来るので、それほどひどい失敗はしなくて済みます。
似合うか似合わないかも、試着すれば判断可能です。

 


本当に便利な世の中になったものだと思う反面、大量生産の為無駄が多く、廃棄処分される服が出る為SDGsがブランドの売りになったりする時代です。

良い事ばかりとは限らないものですね。

次回に続きます。

 

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