きのうは弟の命日でした。

 

肺癌の宣告を受けた彼の為に、


私に何かできることは・・・と

自分に問い続けました。

 

専業主婦だった私が、

40歳を過ぎてカラーアナリストとして、

色の仕事を始めてから 

ずっと応援してくれた弟でした。




ほんの少しでも気持ちの整理ができたらと、

アクティブカラーセラピーの

クオリティー・オブ・ライフ

というコースを作りました。

 


おずおずと「こんなコースを作ったんだけれど」

と伝えた私に、

 

何のためらいも見せずに、

その場でセラピーを受けてくれました。

 


彼が最後に選んだ色は水色。




 

 

色を見つめて口にした言葉は 


真心、真っ直ぐ

 

「その為にやれそうなことは」と訊ねた私に、

 

「今は家族と接する時のドキドキが何より嬉しい。

 

 僕は本当にラッキーで、

 周りの人達にも良くしてもらったし、

 良い人生だと思うよ。

 

 だから今までお世話になった人へ

 感謝の気持ちを伝えたい」

 と結びました。

 




余命半年と診断されていたにも関わらず、

それから3年半の命をながらえて、

自分の口にした言葉を誠実に守って

逝きました。

 

あれから4年という時が過ぎ、

桜の季節、紅葉の季節と

折に触れて思い出しますが、

 

哀しいというより、

胸に優しさや温かさがふんわりと満ちてくるようで、

ただただ有難うの想いが募り、

それ以上の言葉が見つかりません

 


拙著 12色セラピーで悩みがすっと消える



が出版されることが決まって、

「凄いね! 良かったね!」と喜んでくれたのに、


 




見せることができなかったことだけが

悔やまれますが、

 

「大丈夫だよ。ちゃんと見てるから」

と言ってくれているような気がした

お墓参りでした。


 


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