読書感想文

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自分自身のブックマークです。

読んだ本のレビューを綴っていきます。

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パレット


「パレット」


★★★★★


主人公の尚美と、その幼馴染の絵麻。

二人は渋谷生まれの渋谷育ち。子供でも大人でもない中学2年生の等身大を描いた青春小説。



大人が読んでもすごく面白いし、共感できる世界観キラキラが描かれていて、

繰り返し読みたくなる1冊でした音譜



中でも印象的だったのはこの部分。



 『 見抜けなくていいよ。

   見抜かれたら困るし、見抜いたと思い込まれるのも嫌だし。
   尚美は、尚美が思いたいように俺のことを思ってればよくて、
   それがほんとの俺とどう違うかなんて、意味がないから』



尚美が年の離れた彼氏に、自分は彼のことを自分ひとりでは見抜けない、と伝えたときの返事。


大人になってからは、職場でも、プライベートでも、「こう言ってるけど本とはどうなんだろうむっ」とか、

「自分にはこうだけど、他の人に対してはどうなんだろうドクロって思ったり、裏を読もうとしたり・・・。



でもそんなのは意味がないんだなって思った。


自分といるその相手は、まちがいなくその人だし、彼が言ったことはまちがいなく彼の言葉。

それがもし真意でなかったとしても、そう伝えようと思った気持ちは本物なんだよね。



と、学ばせてくれる小説でしたラブラブ



空へ向かう花


「空へ向かう花」


★★★★


カホとハル、二人の小学生がある出来事からかかわりあい、

傷を負った二人が、それでも前向きに生きていく物語。


カバーからイメージしていたものとは良い意味で違い、

さわやかに読めた流れ星


登場人物が心底いいひとばかりで、「これはないだろ~」としばしば

思ってしまったものの、カホのけなげでいじらしい姿には心が洗われた気分かおキラキラ



『風が吹いてきたときに、背中を向けるんじゃなくて、顔を向けるの。

身体の前で、身体全部で、風をうけるの。そんな感じ』

イン・ザ・プール


「イン・ザ・プール」


★★★★★


昨日の「チーム・バチスタの・・・で思い出した、大好き伊良部先生恋の矢

まさに、「こいつ、本当に医者か!?」


病んでいる現代人を救うテキトーでめちゃくちゃな精神科医の、一話完結小説。


おなかを抱えて笑うので、通勤電車の友には向きません。

暇だなー。でも読書するには疲れてるなーっていうときにぴったり!!


傑作ですキラキラキラキラ



空中ブランコ


「空中ブランコ」


★★★★★


期待しすぎてがっかりすることの多い二作目だけど、この作品には大満足ニコニコニコニコ


今回の患者は特殊な職業の人々。


パワーアップした伊良部先生が、またまた笑わせてくれます。


さらに心温まるような場面もあり、前作以上かも・・・・!?



町長選挙


「町長選挙」


★★★★


続けて読んだらおなかいっぱいいだとしても、

定期的に間をあけて読んだらやっぱり面白い伊良部先生。


今回の患者たちは、どこかできいたことのあるあのひと・・・・?


風刺も絶妙グッド!