「好きこそものの上手なれ」
好きな事にはおのずと熱中できるから、上達が早いものだ、という意味のことわざですね。

最近よく「好き」と「得意」を考えます。
上のことわざのように、好きだから一生懸命やって得意になっていく、というのもあると思います。
子どもたちを見ていると、もともと身体的条件がダンスに向いている子、あまり向いてはいないけどとってもダンスが好きな子、どちらもいます。
小さいうちはそんなこと気にせずみんな楽しくレッスンしていますが、年齢が進んでくると「自分はむいていないのではないか」と考えるようになります。そんな時に「でも、ダンスが好き」という気持ちが強い子はそれを乗り越えていきます。
そして「継続は力なり」、自分の世界を表現できる魅力的なダンサーに成長していきます。

たかが、お稽古事、されどお稽古事。
ダンスを通じて人間的に成長していく姿を近くで見守ることができるのは幸せなことです。

就活を控えた大学生が「何をやりたいかわからない」というのをよく聞きます。
小さいころから、自分の好きを探す癖をつけていれば、きっとやりたい仕事、なりたい自分を見つけられるのではないかなと思います。
何が得意か、よりも何が好きか、を見つけてみませんか❓