6/30 10時 大学附属病院 脳神経外科 外来受診

私と母は、お世話になったことがある

大学病院だけど

お父さんは初めての受診でした

診察券を発行してもらい
初診の問診を書きます

お父さんにしかわからないような

日常生活の問診があったので

お父さん書く?と聞いたら

書くというので、ペンを渡しました。


まずは、自分の名前

上手く欄に書けません
右下にずれています

漢字の「手」はかけるのに
ひらがなの「て」は書き方がわかりません

自分で、字が書けなくなっていることを
この時初めて自覚したお父さん


受け答えは、しっかりしているので
このギャップが周りにはわからない


私が代筆して書き
看護師さんに持っていき

お父さんが初めて字が書けなくなっていることを自覚したことや
受け答えはしっかりしているようだけど、内容を認知しているかはわからないと感じることがあることを伝えました



10時の予約から
1時間半経った11時半
やっと名前が呼ばれました

診察室に入ると

いわゆる外科っぽい若い先生が
お父さんの脳の画像を見ていました

先生は父に
脳に腫瘍が3つあること
原発は他にあること
どこから来たのか検査が必要なこと
腫瘍が大きいので、手術になること
を伝え

明日から
入院して検査で調べて
すぐに治療したほうがいいことを言いました


父も私も
「わかりました」と答えましたが

その時、何がわかっていたのか、
よく考えるとわかりません。



とりあえず、入院しなければならず
検査して手術になるなら、
入院は長くなるなぁと
私は覚悟しました


と、ところが!!



帰りの車で、お父さんが

「検査入院で1週間かぁ」と


???

先生は、そんなこと言ってない。



私「お父さん、検査は1週間だけど、そのまま治療するって、先生言ってたよ。お父さんの脳腫瘍は4センチあって大きいから、まずは、脳腫瘍の手術を早急にするんだって。」


と、説明。



父「そうか」


と答えるも、しばらくすると

また、1週間の検査入院だと話しだす



認知の機能に障害が出ているのかもしれないな。

本人が、そう思ってるなら、否定せず

そーゆーことにしよう。


そして、私は入院準備を始めました。

長くなる入院にむけて

6日分の下着を用意していたが

「1週間の入院だから3日分でいい」とお父さんはカバンから出してしまった。



まぁ、いい。

明日、看護師さんに相談しよう。



今日が、意識のあるお父さんと過ごす最後の日になるかもしれない。


なんとなく、そう思って、

明日までの時間

お父さんとの悔いのない時間を過ごそうと思いました。


お父さんには

日曜日のマージャンに行けなくなったことを、マージャン仲間に電話してもらい。

隣町に住む、亡きお母さんの妹に、事情を電話してもらい。

隣のおじさんに電話をしてもらいました。


言葉が出ない中、3人に話すのが、精一杯のようでした。



電話の内容は、「脳に3つのおできができて、検査入院するから、明日から入院する」という、お父さんの中での認識。



脳腫瘍という言葉も出ないし

検査後、手術をすることも

認知していていない。


まぁ、いい。

そう思っているなら、それもまたよいかも。

電話の相手には、私がいつか説明しよう。