*今日のブログは、研修先を決定するための体験研修のことを記しています。農家体験6日目からは2軒目の農家さんです。

 

2月23日(水)

天気:曇り

気温:2℃〜日中最高8℃

 

今日の朝は早かった。街中にある直売所に6:30集合。昨日収穫して準備した野菜を直売所の有機野菜コーナーに並べる。

まだ真っ暗の中、直売所では他の生産者さんたちも自分たちの商品を並べに来ている。前回売れ残ったものがあれば、バックヤードに置かれてあって、そこから自分の商品を見つければ持ち帰る。

 

直売所2軒まわったあとは農場へ戻り、セロリの収穫。

10時休憩ののち、ビニールハウスの組み立て作業。続きは支柱パイプ立て。終わったら、次は、立てた支柱をさらに強固なものにするため(支柱の先を30cmくらい地面に押し込む)に、パイプヌキサシ君(商品名)という鉄の金具を支柱にカチャリとセットし金具を利用してテコの原理で地面へ押し込んでいく。

 

両手で押し込んでも無理な場合は足を乗せ、全体重をかけて押し込む。この金具のイメージは、竹馬の足を乗せる部分。むかーし昔、竹馬一輪車クラブだった花子は、竹馬の要領で、支柱を持ちパイプヌキサシ君に両足を乗せ、バランスを保ち、グッグッと地面に向けて全体重をかけて行った。

大変なのは、支柱を差し込んだ先端に石があることで、それを割らないかぎり、さらに深くへは押し込めない。たまーーに石にぶつかったりするので、その時は打ち込み用の鉄棒を穴に差しハンマーでたたいて、カンカンカンと叩き割っていく。

 

15時休憩くらいまでこの作業が続き、その次は、左右の支柱パイプを合わせる作業。アーチ型に左右をくっつける。

最初、これ、どうやってつなげるのだろうと思っていたけど、単純に脚立を使って、だった。

 

脚立は平らな場所で使うもの、と思っていたので、トラクターで耕したフカフカの土の上に脚立を置いての作業には骨が折れた。しかも、この町内で脚立で亡くなってる方が3名もいると農家さんが最初に注意喚起してくれたので、気の抜けない作業。接客やデスクワークしかほとんどしてこなかった花子には、、慣れない危険な作業であった。3段の低い脚立はやりやすかったが、6尺〜7尺の長めの脚立を使っては特にやりづらかった。脚立に乗って、右のパイプと左のパイプを空中でつなぎ合わせる。うまく差し込んでくれない時は、ふんふん、う〜んう〜ん、言いながら、おそらくしかめっ面になっていた。

 

アーチが組めたら、次はパイプ支柱の横並び同士を真っすぐなパイプ一本横に通していく。それは金具で止める。

 

今日の作業はここまで。

 

今日は無事に作業終了〜〜〜。

 

ビニールハウスを組み立てる作業なんて、毎年々するような地域ではないことで、そうない作業ではあるけれど、今まで現場作業とか無縁花子には、いろんな作業が初体験であるし、いろんな道具使用も初だし、視野も狭い。いろんな危険が隣合わせで、考えずに体が先に動いてしまうような性格の花子は、本当にまず細心の注意を払わなければ、いつか、そう遠くない未来に、怪我すること間違いないな、と思った。ま、初日からおでこにたんこぶ作っちゃっているから笑 ほんと、気をつけなければ。

 

農家さんが言うには、視野を広くもて、いろんな角度からモノを見る癖をつけろ、

まずは全体を見て、

次に中間を見て、

その後に細かい部分を見よ、と。

 

体におぼえこませなければ。