今日は今から約半年ほど前に、私の働く職場に異動してこられた上司・Aさんについて

書き留めておきたいと思う。

 

 

Aさんは、タイトルにもある通りキャリアとしてとても華々しいものを持っているが、

私が感銘を受けているのは彼のその人間性の部分だ。

 

私の会社ではもしうまくいかなかいことがあっても、裏であれこれ言うのではなく、話し合って解決しようとするところや、感謝を忘れないことの大切さを会社側がしょっちゅう説いているため、非常に風通しがよくとてもいい職場のように思う。

 

 

Aさんに初めて挨拶をしに行った時、なんというかとても印象深かったのだ。

人相だろうか?私は直感的に「ああ、この人は絶対素敵な人だ」と確信した。笑

 

彼の顔立ちは男性らしさもあるけれど、どこか優しげな雰囲気がする人で、

何度か話してみたけれど、その印象は強くなるばかりだった。

 

 

 

彼はどんな立場の相手であっても物腰が柔らかく、言葉の選び方や話し方が丁寧で、

人のいいところを見つけて褒めるのがとても上手な人だ。

 

誰よりも感謝をするし、社員である私たちにいつも頑張ってくれてありがとう、と

自費でお菓子を買ってきて休憩室に置いておいてくれるのだ。

 

海外で働かれていた期間も長いため、英語も当然のように流暢で、

一緒に働けているというだけで心強く、ありがたいと心から思う。

 

 

 

 

そして今日ほぼ初めてと言っていいが、少し価値観に突っ込んだ話をすることができた。

 

「◯◯さん(私)は今後どんなキャリアを考えているんですか?」

 

と聞かれた。

 

私は立ち話にしてはかなり真面目に答えたのだが、簡単にいえば、

出世や地位や勤務地にいい意味でこだわりはなく、自分が果たしたい役割をどこであってもきちんとこなしたい、といった内容だ。

 

Aさんはこう返した。

 

「この世には2通りの人がいると思ってて、達成したい業績から逆算して目標を達成する人と、毎日コツコツ楽しく一生懸命仕事をして、気がついたら目標を達成している人だと思うんですよ。どちらも素敵ですよね」と。

 

 

 

 

私はこの彼の人の考えや気持ちを尊重してくれるところに人としてとても惹かれるし、

尊敬している。彼のようなスタッフになりたい。

 

人はみんな自分が正しいと思っているし、そう思いたい節がある。だからこそ異物のような意見や人、ものは排除したくなるものだ。(心理的に)

 

だからこそ、自分が正しくありたい、理想の自分に少しでも近づけるように毎日を丁寧に生きていきたいし、きちんと積み重ねて理想とする未来を手に入れたいと思う。(少なくとも私は)

 

 

 

 

烏滸がましいけれど、Aさんと私は価値観が割と似ているように思う。

 

彼の話にはすごく感心したし、改めて憧れの気持ちが強くなった。

 

なるほどな、COOを勤めることのできる人はこういう人となりをしているのか。

こういうふうに考えられる人が会社をより良い方向へ導くことができるのか、と。

 

 

 

とにかく私も自分を磨かなければいけないと思った1日だった。