こんばんは。
今日は家族関係のことで一つ、お話ししようと思います。
実はここ数日、母とちょっとした喧嘩が毎日続いていました。
喧嘩の理由は本当に大したことないことです。
昔から喧嘩をすることは多かったですが、なんだか今回は疲れてしまいました。
そして、今日は大学の友人と会ってお話ししたときに、モヤモヤしていたので、
最近の母とのことも、自分で整理しながらお話ししたんです。
その友人は、私とあらゆる点において感覚や価値観がかなり似ていています。
だから私が素直に自分の気持ちを話せる数少ない友人で、
母の話をしているうちに、ふと
「私あんまりお母さん好きじゃないかも...」
と言ってしましました。
言ってすぐに私はすごく後悔したし、自己嫌悪に陥りました。
あんなに大切に思ってくれている愛情深い母に対して、
私はこんなふうに母を思っていたんだと、自覚してしまったからです。
私は今まで薄々そのことに気がついていながらも、
そう思ってしまう自分が許せなくてずっと知らないふりをしていました。
でも、私はある事に気が付きました。
家族を好きじゃないと思うことは、果たして悪いことなのか？これは親不孝なのか？
あくまで私の考えですが、別に悪いことではないという結論に至りました。
ではそれはなぜか？
血が繋がっていてもいなくても、
家族はみんなあくまで「他人」だから。
冷たい言い方をしてしまって申し訳ないのですが、事実そうなのです。
一つ例を挙げてお話ししますね。
学校でも職場でも、合わない方って絶対に1人はいると思います。
じゃあ、どうして合わないのかなって考えた時に、思いつくのが、
「価値観の相違」だと思います。
じゃあ、どうして価値観が違うんだろうって考えたら、
それは「みんな育った環境が違うから」ですよね...！
これは、家族にも言えることだと私は思います。
私は三人家族なので、私のパターンでお話ししてしまいますが、
母も父も今は家族ですが、元はと言えば、生まれも育ちも全く異なる他人です。
それでも、お互い関わるうちに素敵なところを見つけあって初めて、
「家族」になるわけです。
そして私は、生まれも育ちも異なるそんな両親のもとに生まれ、育ちました。
私は2人の子供なわけですから、2人の価値観を少しずつ併せ持った人間です。
何が言いたいかというと、どれだけ長い時間一緒に過ごした両親であっても、
育った環境が2人と全く一緒ではないので、価値観が違って当たり前
なんです。
では「家族」って一体どういうものなんでしょうか。
私は、
「良いところも悪いところも受け止め合って、自分が1人の人間としてより大きく成長するために、気付きを与え合う、最も近い他人でありパートナー」
なのではないかと思うようになりました。
血縁だからとか、そういうのは正直「家族」という枠組みにおいての、
一つの区分でしかありません。
事実、私にも血が全く繋がっていなくても、家族のように大切に思う方がいます。
血が全てではありません。
一緒にいる時間もそこまで重要ではありません。
大切なのは、相手と自分との関係に何を見出すか です。
話を戻しまして、私はなぜ母とうまくいかなくなったのか？
それは「家族」だからと私が母に甘えていて、母と距離が近すぎたからです。
先ほども言ったように、家族は一種の枠組みでしかありません。
母や父もある意味他人です。
私は母をあまり好きではない事に気が付きましたが、母や父を大切に思っていることや、ここまで育ててくれた事に対して感謝をしていることも事実です。
大切だからこそ、適切な距離が大切だったんです。
家族それぞれ、良い距離感は異なると思いますが、
私の家族の場合、今より3歩〜5歩下がって接してみるのが良いかなと思いました。
嫌だから距離を置く、というのは少し寂しいです。
でも、大切だから距離を置く というのはとても良いことなのでは
ないでしょうか？
距離が近いとつい忘れそうになってしまいますが、
大切な人を大切にできないのは、とてももったいないことです。
自分のことに真正面から正直に向き合うのは、とても勇気のいることですが、
タイミングが来れば、自然と向き合える瞬間が訪れます。
だから無理に自分の中で落とし込もうとせずに、
その時を待ってみるのが良いのではないでしょうか？
以上が、本日私が得た知見です。
もし私のように家族のことで悩んでいる方がいたら、自分の心と相談しつつ、
時が来たら誰かにお話ししてみるのもいいし、自分で誰かに話す体で口にしてみるのも良いと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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