この前、家の近くにある六甲山というお山に友人と二人で登っていたときのことである…
その日、俺は、中学の頃の友人と久々に会って、三宮でブラブラと遊んでいたのだが
突然友人(ここからはyと呼ぶことにする)が
「なぁなぁ、ちょっと心霊スポットとか行こうぜ」
と言ってきた。
そこで俺は暇だったこともあり、
「いいぜ、たしか六甲山とか心霊スポットだったよな!」
と、盛り上がりながら話していた。
そして、じゃあ行くか
とすぐに六甲山に向かったのである。
六甲山を登っている時はyが買っていたドライフルーツ等を食べながら昔の話に花を咲かせつつ、暗い道を選びながら登っていった。
随分登ったな、と思っていると、ロープウェイ乗り場についていた。
流石に夜も遅い、ロープウェイ乗り場は閉まっていたので、来た方とは違う道から帰ろうとした時、山頂に向かうと思われる道を見つけたのだ。
じゃあ最後に薄暗くて雰囲気あるし、ここを登るかぁ、と言ったのはy。
俺にも異論は無かったため、軽い気持ちで登っていたのだが、このまま登っても向こうにはトンネルがあるだけなので、徒歩では厳しい、と登るのを断念し、代わりに近くにあった、雰囲気のあるカーブミラーを携帯電話に付いているカメラで撮ろう、ということになった。
ただ、俺は携帯電話の電池の残りが少なく、カメラが起動しないので仕方なく写真はyに任せることにした。
そうして、yがカメラを構えて「どこがいいかなー」と言っていると、急にyが無言になり、後退りをはじめた。
途中までは「なにしてんだ」と思って、その場でyに、どうしたー?、と声をかけてみたのだが、どうにも様子がおかしい。
ヤバい!
と思い俺も全力で下って行った。
下の橋まで降りて、yにどうした?と聞くと、真っ青な顔で「え?、お前気付かんかったん…?ミラーの下から足だけが歩いて来てたやん… ずっとサーーーーって音も聞こえてたのも気付かんかった…?」
俺「いや…わからへん…」
y「ほんまにやめろって!聞こえてたやろ!?やめろって!」
お互い後ろをチラチラと確認しながら帰宅した…
本当に怖かった…
ほいじゃあ…
慶
おや…?あなたの後ろにも…