今年はカイガラムシの被害が凄いです。
以前、ジェミニについたのは書きましたがもともとは昨年に黒真珠の枝が真っ白になったのがきっかけです。結局あの時にちゃんと退治出来ていなかったのが悪かったみたいです。

住化武田農薬(株)のボルンを散布して、その後歯ブラシで落としたのですが、どうもその落とした白い円形のものが卵らしく、地面に落ちてから孵ってしまったようです。
ボルンは、●カイガラムシに効果の高いマシン油を成分としたカイガラムシ退治の専用エアゾール剤です。と書いてありますが、効果があるのは[若令幼虫]との事でした。

また、このカイガラムシというのは、
カメムシ目(半翅目) Hemiptera ヨコバイ亜目(同翅亜目) Homoptera
カイガラムシ上科 Coccoidea 
マルカイガラムシ科 バラシロカイガラムシ Aulacaspis rosae

年2回発生し、受精した雌の成虫で越冬し、4月ごろ産卵する。ふ化当時の1令幼虫には脚があり、脱皮後定着して養分を吸収する。この幼虫は6~7月に第1回の成虫となり、ついで8月下旬~10月に第2回めの成虫が現われる。のだそうだ。

これがつくと、症状としては、排泄物にすす病菌が寄生するため枝や幹が黒く汚れるのだそうだ。確かに黒くなっているところがあったりする。
また、生態としては、雄成虫はハエのような虫で飛び回れる、幼虫と雌成虫は翅ばない。
葉や枝の組織内に口吻を突き刺し汁を吸う。

防除法としては、①環境改善(弱った木に繁殖しやすい、また風通しの悪い環境を好む)②捕殺、歯ブラシ等でこすり落とす (針ではがして中に虫がいたら幼虫、いなかったら卵、卵をこすり落としても孵化してはい上がってくる)③薬剤散布、という事なのですが、②の歯ブラシで落とすのをうかつに行うと、このような事になってしまうみたい。

さて、今まで遠目に見ていたので実態が掴めていなかったため、今日は更にマクロを使って近接撮影してみました。(クリックすると拡大しますが、拡大しない方が良いかも・・)

既に丸くなってしまったのは雌の成虫です。この姿のまま産卵するらしい。小さい粒のようなのが、1齢幼虫と呼ばれ、孵ったばかりの状態。白い細長いのが、2齢幼虫の雄のようです。オスはここからさなぎになって、羽がある成虫になって飛んでいくそうです。雌は2齢幼虫のタイミングで、円盤のような形になっていくみたいです。
透明の細い毛のようなものが沢山あるのですが、これは雌のものかな?
何とも気持ちの良いものではありません。
今日、ボルンを散布したので、幼虫は何とか捕殺できたのではないかと思うのですが、この白い奴はどうしたら良いものか。歯ブラシで落とす時に上手く集めないとまた広がってしまいそうです。
 
意外とデータが揃っているところが無くて、情報収集に苦労してしまいました。
それにしても、凄い虫ですよね。。。。先が思いやられる。。