自由主義より民族主義を上位にした文政権 | 果樹園の草むしりおじさんpart2

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「官製民族主義」というと私の脳裏に甦るのは日本帝国主義を歪めた軍閥政治である。

あの時代には「上官の命令は天皇陛下の命令だ」という言葉に象徴される軍閥政治がまかり通った。

戦後の日本は天皇陛下の尊厳を傷つけることなく自由民主主義社会の一員として国際社会に貢献したのである。

日本が国家である以上天皇陛下はどのような形であれ中心に位置していることはもはや国民のコンセンサスであろう。

このような中心に在る天皇陛下はいかなる者によっても政治に利用されてはならないのだ。
何人も天皇に代わりその位置に立つことはできない。

この事により日本に再び「官製民族主義」が台頭することが不可能となった。

韓国は文在寅政権により自由民主主義よりも「官製民族主義」が支配する国家になりつつある。

つまり「従北反日民族主義」による内政・外交が国家権力のもとに進められているのだ。

3.1節での演説で文大統領は「親日清算」を目標とする旨述べたがこの言葉の標的は日本ではなく、韓国保守派を指している。

彼がやろうとしていることは彼の「官製民族主義」による言論統制なのであり、理念としても現実としても不十分であり、そんなもので国家を統合するなど不可能である。

文政権がそのような考えを実行すれば国論は二分し対立・闘争となるのは目に見えている。

また日本や米国から経済・安全保障の恩恵を受けているのに日本を悪者扱いすれば、これも対立・闘争となるのだ。

彼の問題意識は「官製民族主義」による国内統治打から、従って彼は国家同士の形を思い描ける器ではない。外交ができないのだ。

韓国がまともな国家として国際社会に評価されるとすれば、それは民族主義を乗り越えたところにある自由主義・民主主義体制を確立すること以外にはあり得ない。