嫌韓について故渡辺昇一氏が語る | 果樹園の草むしりおじさんpart2

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戦後日本の「知の巨人」として保守論壇を牽引してこられた故渡辺昇一先生は日韓の問題をどのように捉えていたのでしょうか。

渡辺先生は左翼と保守、あるいは民族間の問題として戦後の歴史を観るのではなく、全体主義と自由主義(民主主義)という枠組みで世界を捉えて来ましたから、当然日韓関係に於てもそうであろうと私は想像しておりました。


私は読書家ではないので、逐一渡辺先生の考えをチェックしてはおりませんし、他の保守論客についても同様です。

私が違和感をどうしても払拭できない問題の一つに「日本の嫌韓」があります。

個人的感情レベルでの好き嫌いならば私が口を挟むなどおこがましいことです。

しかしこと国際政治や2国間関係の問題として、日本のあり方の問題として嫌韓が主張を始めるならば、それは間違いだと言わざるを得ないのです。

それが私の嫌韓に対する違和感になっているのです。

外交という国家の進路に関わる問題ですから、その外交の目指すところは「北東アジアの平和」であります。

その意味で私は、日米が共同して韓国の朴槿恵政権に慰安婦合意を取り付けたのは正しい選択であったと評価するものです。

韓国の悲願である南北統一問題を中国に委ねるという誤った政策を転換し、外交的にはTHAAD導入、GSOMIA締結に道を開き、北朝鮮に対しては開城工業団地の閉鎖や北朝鮮高官の亡命の促進など、反独裁、自由主義を基礎に日本と米国の関係強化に身を置くことになったのです。

朴槿恵大統領の弾劾と罷免、その後の文在寅政権の誕生が、北朝鮮による報復であったことがその後の分析で明らかになりました。

しかし慰安婦問題だけを見ればそれが分からなくなるのです。

日本と韓国はいままさに思想心理戦の只中にあるし、その仕掛け人が中国であり北朝鮮であり、韓国内の従北勢力であり、それに与する日本の左翼であるという認識でいます。

日中国交回復を前後して、周恩来やトウショウヘイがにこにこ笑い、最高の友人として中国に招き、接待の限りを尽くしたのを見て、政界から官界、日本を支える企業の経営陣、囲碁将棋などの文化団体まで草木もなびき友好ム-ドに包まれた結果、日本を敵視する巨大モンスターに育て上げてしまったのを忘れてしまったのでしょうか。

ことほど左様に日本人は情緒に弱く、冷徹な理性判断ができにくい民族であり、反省しなければならないのではないのでないでしょうか?

にこにこ笑って近づいて来た時になぜ気が付かなかったかということを私は指摘しているのです。

これは"にこにこ"だけでなく、"ぷんぷん"を見せられた時にも変わりありません。反省していません。

渡辺先生はどう見たのでしょうか。

私は今日facebookでその考えに出会いました。

渡辺先生と議論した江崎道朗さんが紹介した一冊の本と、江崎さんの文章から知ることができたのです。




この本の共著者でもある江崎道朗さんが、同著がヨゼフ・ロゲンドルフ賞を受賞した時に審査委員長であった渡辺昇一先生と会い、話をまとめた小文である。

嫌韓ブ-ムに乗って歴史も日韓関係も知らずに自己主張する人に発した警告でもある。

是非ご覧ください。

先に紹介した中西輝政先生の翻訳本「VENONA」同様「日韓共鳴二千年史」は今プレミアムがついて高くなっています。

図書館で借りるなりして日韓関係の重要さを専門的な研究から学んで頂きたいと思います。