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《イタリア地震》彼女に手紙を書いた消防士さんとの会話「私は心を動かされただけです。ヒーローではありません。」
この話はその消防士さんが地震発生から16時間後に9歳の女の子を地震によって壊された家からたすけっ用として残念ながら失敗してしまい、「彼女」に宛てて手紙を書いたことに関するものです。
消防士さんは予期していなかった祝福を受け、その声は恐怖に怯えていました。
「あなたはなぜ、ぺスカーラ・デル・トロント(=被災地の地名、最大被災地であるアマトリーチェからも近い)にある彼女が住んでいた家の瓦礫の中に入るという決心をしたのですか?」
「それは本能的な行動でした。私を導いたその公共心はとても強いものでした。結果として妹さんを助けることはできましたが、「彼女」を守ることはできませんでした。実は、「彼女」に宛てた手紙にはもう一文付け加えられていて、それは『本当に申し訳ありません、時間がなかったのです』と書き加えたのです。」
「消防士さん、あなたも知っているとは思いますが、「彼女」は国民的な英雄となってこの世界のだれもに「偉大な救済者」として知られるようになったのです。」
「無力なヒーローで人々の救世主などではなく、私はただの人間です。そしてあの最悪の夜(=地震発生時刻は午前3時半ごろであった)に、私も貢献したかったのです。」
「あなたは消防団員だったのですか?」
「いいえ、実際のところ本当の消防士でさえありませんでした。ただボランティアの消防士として本当の消防士になるために頑張っていたのです。」
「それはうまくいったという意味ですか?」
「本当のところ、私は「彼女」が葬られたその場所から妹さんを助けることができたわけではないのです。私がしたことの全てと言えば、「彼女」たちがいた家から瓦礫を除去したことくらいです。私が最初に妹さんにあったとき、結局助けることができたのですが、ちょうど解放されたところでした。」
「しかし、あなたは自分自身をその荒廃した場所に行かせたのですよね?」
「本能的な行動で、私がその地震について聞いた瞬間私は動員されたのです。その時の状況はとてもひどかったので、単純に人間としてするべき行動をしたまでのことです。」
「そして「彼女」に宛てて書いた手紙をどうして書こうということを決心したのでしょうか?」
「同じ理由です。付け加えるなら心を動かされたのです。私は紙とペンを取り、その手紙は世界中を駆け巡りましたが、私は一瞬で忘れられるような人にはなりたくないのです。自分がするべき倫理的な行動は手を貸すことですから。」
「私は物事を上手に伝えられる人ではありません。しかしこのときは私の妻が強く要求しました。この話を伝えられる人は私以外にはいないと言われました。そして妹さんがどうして助かることができたのかということもそうです。それでこの理由で、私の知り合いである20年消防士をしている人が絶対に忘れることのない妹さんが意識を取り戻した時のことを思い出しました。16時間ののちに(=地震発生から考えると午後7時くらいであったと推測される)2メートル程度積もった瓦礫の中から生還したことを。」
「しかし、その妹さんはどういうふうにして生き残ったのですか?」
「それは「彼女」の体で守られていて、残念ながら「彼女」は見つかったときに息を引き取っていましたが、そのおかげで呼吸できる空間があったのです。それがすべてです。」
「そのとき助けようと瓦礫を掘り起こしたのですか?」
「だいたい朝の9時ごろです。最初の揺れで私と妻は目覚め、悪夢のような瞬間が戻ってきて、同じような不安が揺れが収まっても続きました。自分でもよくわかりませんが、この場所は地形的に良かったのか多くの人がハビ子まれてきました。残念ながら生存者はいなかったです。」
「その場所で何があったか思い出せますか?」
「そこにはすでにいろいろな場所で、本当にたくさんの救急隊員が働いていました。彼らが私たちに伝えたのは『家が破壊されたこの場所に2人の女の子がいて、彼女たちを探している』ということです。彼女たちの両親が助けようとしたところ、2人ともかろうじて命をつないでいるような状況でした。私たちは同僚と一緒に掘り出す作業を開始しました。最初はその部屋は狭いと思っていました。1時間近く働きましたが、何一つとして見つけることはできませんでした。」
「全く音がしなかったのですか?何かを訴えていたりはしませんでしたか?」
「全くしませんでした。全く音がしないうちに時刻は正午になっていました。私たちは休むことなく救出作業を続けてはいたものの、何の手がかりもありませんでした。」
「時間が経ちました。時の流れはその瓦礫を掘り返している私たちにとってとても速いものでした。18時になろうとしていました。私は怖かったのです。ラクイラ地震(=2009年にイタリア中部のラクイラという町で発生した地震のこと。消防士さんの出身はそこであったといわれている)の再発のようなものを感じて怖かったのです。同じようなことが繰り返されて本当に怖かったのです。そのときは誰一人として生存者を見つけることはできなかったのです……誰一人として、しかしこのときマットレスの先端を見つけました。」
「その少女たちが寝ていたベッドルームに着いたということですか?」
「私たちは急いで激しく掘り返しました。もしそこにいるのであれば、すぐに見つけて助け出せるからです。しばらくしてクッションを見つけました。そのそばに誰かがいるのを感じました。」
「妹さんですか?」
「いいえ、「彼女」でした。肌が冷たくて、嫌な予感がしました。しかし私たちは希望を持ち続けました。深いリスクがありましたがその作業を続けました。私たちはバケツを使って体を拭きました。体は冷たくて完全に手遅れでした。悪夢だったことが現実に変わったのです。」
「どういう意味ですか?」
「誰も信じないとは思いますが、彼女を救出しているときに、呼吸のようなリズムを感じたのです。それはとても力強かったです。『しばらく静かにして』と私は救援隊の皆に叫びました。『妹さんが生きてる!』そう言いました。呼吸をしていて、地球はそのために回る。そう私は思いました。とても幸せな事でした。それでも私たちは一刻も早く救出することだけを考えていました。」
「救出しようとしたとき、体は温かく、彼女たちは恐れなどの何かで抱き合っていたようでした。妹さんは助かりました。私たちは妹さんを助けようとする作業を加速しました。そしてそれは終了しました。完全に無傷でした。私は奇跡というものがあるのなら、このようなことであると確信します。」
「そのとき水を欲しがっていました。『名前は何?』と聞くとたしかにその少女は彼女の妹さんでした。お医者さんが間に入ってその場所から救出しました。私はその場所に戻り、彼女を助けようとしました。数分ののちに救出しましたが瓦礫の重みで痛めつけられていました。悲しみは等分されました。しかし私が彼女のご両親の気持ちを考えたときに、そしてそのご両親が『二人とも助かることができなかった』ということを知らされたとき、妹さんの気持ちを考えたとき、本当に心が痛みました。私は子どもを持ってはいませんが、いまとなっては自分の子どもが一人いるようなものです。
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(*)この文章では簡略化するために人称代名詞を用いています。
(*)以下、その少女のことを「彼女」、その少女の妹さんのことを「妹さん」、手紙を書いた消防士さんのことを「消防士さん」と略しています。
(*)この日本語訳は私が行ったものです。そのため文法上の間違い等があるかもしれません。ご了承ください。
(*)私はイタリア語の文章を理解できるだけの力がないため、英語翻訳をしてから日本語訳をしています。そのためないように若干の異同が生じることがあるかもしれません。
(*)万が一何かご不明な点や間違い等ありましたら気軽に教えてください。
(*)中学レベルの英語しかできない素人が訳しています。
(*)英単語等の意味などは「O-LEX ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY 2nd Edition」に拠ります。
(*)これは直訳ではなく意訳です。一部原文と異なる部分があるかもしれません。
(*)一部省いた部分がありますが、データの改ざん等はしておりません。
(*)括弧内に入れた情報は私が追加したものです。
(*)このデータの引用元はこちらになります。
(*)これは私が英語が分からないながら一生懸命英和辞典と格闘して作ったものです。
(*)イタリア語のページを直接日本語に訳したところ文章の意味が分かりづらかったためこのような手段を取りました。
(*)一人でも多くの人にこのことを知ってほしいと私は思っています。
(*)もしよかったらこの記事を広めてください。お願いします。
(*)ここまでご覧くださり本当にありがとうございました。