企業という笠(カサ)を着て
やりたい放題の営業マンカササギ。
カササギには建築士という
最強の相棒がいました。水面下で
つくった追加金は3,400万円超。
それを納期死守の私(施主)に、
着工直前・建確申請後に伝えてきた。
弁護士を入れて訴えるも
HM側は「すべて問題ない」とする。
その結果、私はカササギと
世にも恐ろしい家を建てることに!!
恐ろしいのは追加金だけではなかった。
恐怖の連続.........これはすべて実話です。
カササギと建築士、そして
このハウスメーカーが
どれほど恐ろしいかを
知っていただくために
身の毛もよだつ3つの事件を
先にお伝えします
三大事件・その2(前編)
ートイレドア内開き事件【訴訟前】ー
弁護士に相談する前の、着工直前、
私はトイレドアが内開きになっている
ことに気づきました!!!
着工直前、数日後に地鎮祭を控えたある日。
仮住まいのトイレドアを見て、
「他のドアと干渉するのに、
なぜ内開きにしなかったのだろう?」と
疑問に思いました。
そして、わが家の図面を見てみると
トイレドアは内開きになっていました。
なんとなく気になって、
【トイレドア 外開き】で、検索!
すると、
現代では、余程の理由がない限り
トイレドアは外開き。
中で倒れた際にドアが身体でふさがり、
外からの救出が困難になったケースが
多発したことから、
現代では外開きが基本となっている。
スペースや干渉問題など、余程の理由が
ない限りは外開きにするのが望ましい。
と、書かれていました
私は、もう一度わが家の図面を見ました。
トイレのまわりには
干渉する壁も、他のドアもありません。
外開きにできる
十分なスペースもあります。
なのに、なぜ内開き?
倒れた際、救出が困難に
なるのに、なぜ内開き?
数日後、多くの問題を抱えたまま
地鎮祭が執り行われました。
そして、この地鎮祭の後には
モデルハウスで外構の打合せが
予定されていました。
外構打合せの参加者は、
カササギと建築士、
そして外部委託の外構担当者です。
私はそこで、
建築士に尋ねました
私:トイレドアが内開きになっている
のは、なぜですか?
建築士:美しくないから。
外開きだと、ドアを開けたときに
便器が丸見えになって美しくない。
私は「またか!」と思いました。
以前はトイレの手洗いボウルが、
ドアの外に付けられていました。
私はトイレ内に設置するようお願い
しましたが、図面は一向に変わりません。
忘れていると思い再度
「手洗いボウルをドアの内側に」と言うと、
建築士はこの時も「美しくない」と
答えたのです。
手前に手洗いボウルを置くことで
直接便器が見えることを回避している、
との説明がされました。
そうです。忘れていたのではなく、
施主の依頼を無視していたのです。
美しくないという独自の感性によって
トイレ内に手洗い場が【絶対必】の私は
こう言いました
「汚い手でドアノブを触りたくないので
手洗いボウルはトイレ内に設置して下さい」
それで、ようやく手洗いボウルが
ドアの内側に入った図面に変わりました。
後で調べてみると、
手洗いボウルがドアの外にある時は
トイレドアは外開きでした。
手洗いボウルがドアの内側に移動すると
同時に、トイレドアが内開きに
変わっていることがわかりました。
つまり、手洗いボウルはしぶしぶ
ドアの内側に移動したけれど、
どうしても便器が見えることが
譲れない建築士は、変わりに
トイレドアを内開きにしたのでしょう。
外手洗いボウル・外開きドア
内手洗いボウル・内開きドア
ところが、
弁護士が入ると
建築士の回答は一変。
HM側の顧問弁護士からの回答書には
「トイレドアの内開きは
施主が依頼したため」と
書かれていました。
そして、建築士本人も
と、言い続けます。
建築士の豹変ぶりは、次回
三大事件・その2(後編)
ートイレドア内開き事件【訴訟後】
で、お伝えします。
恐ろしーィィィ
KAMO-NEGI
Oenshitekudasai.
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