企業という笠(カサ)を着て
やりたい放題の営業マンカササギ。
カササギには建築士という
最強の相棒がいました。水面下で
つくった追加金は3,400万円超。
それを納期死守の私(施主)に、
着工直前・建確申請後に伝えてきた。
弁護士を入れて訴えるも
HM側は「すべて問題ない」とする。
その結果、私はカササギと
世にも恐ろしい家を建てることに!!
恐ろしいのは追加金だけではなかった。
恐怖の連続.........これはすべて実話です。
カササギと建築士、そして
このハウスメーカーが
どれほど恐ろしいかを
知っていただくために
身の毛もよだつ3つの事件を
先にお伝えします
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
三大事件・その1(後編)
ーLサイズ事件の本当の恐ろしさー
Mサイズの家を注文したのに、
Lサイズの家が完成しました。
◯◯の部分も建物面積に含めるよう
建築確認検査機関から建築士に指導が
入りました。ですが、建築士は
その事を私に報告も相談もせず、
勝手に建物面積をMからLサイズに
書き換え、工事準備を進めたのです。
ココまでは前回
#37.勝手にサイズ変更された家で
お伝えしました。
これだけでも十分怖い話ですが、
この事件の本当の恐ろしさは
注文していない
Lサイズの家が完成しました。
そして、引渡し日の一週間前に
私はカササギから署名捺印するよう
ある書類を渡されました。
その時、
カササギはこう言いました
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
契約時に署名捺印頂いたものと
全く同じ書類なのですが、契約時の
支店長と工事管理者が人事異動となり
変更となった為もう一度署名捺印を
頂かなければなりません。支店長名と
工事管理者名が変わっただけで
契約時と全く同じ書類でございます。
弊社の事務的な書類でお手間を掛けて
恐縮ですが、一週間後の引渡しの際に
署名捺印したものをご用意ください。
契約時と
全く同じ書類で
ございます。
そう言って渡された
書類![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
建築士法◯条の規定に基づく
契約内容を変更するときに
相互に交付する書面
(Lサイズ以上・建築工事請負契約)
下記記載事項を変更するので、
建築士法第◯条の定めにより、
本書類を相互に交付する。
…………………………………………
建築士名 空白
…………………………………………
…………………………………………
業務の報酬額 空白
…………………………………………
![上矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/120.png)
私が契約したのはMサイズです。
契約時にLサイズ以上と書かれた書類が
存在するはずがありません。
しかし、カササギは契約時と同じもので
担当変更による事務的な書類だと言って
私に署名捺印を促します。
私はこの書類に書かれていた
建築士法◯条について調べてみました。
すると、
建物面積Lサイズ以上の建築物について
書面による契約締結が義務化され
平成27年6月に施行された法律である
ことがわかりました。
※書面による契約書無しで家を建てる人は
いないと思いますが、Lサイズ以下の場合は
法律義務はないようです。
建築士法◯条には、契約締結に際して
必要事項を記載した書面に署名捺印して
相互に交付すること。と書かれていました。
必要事項には、報酬の額、設計・工事期間、
建築士情報、委託先情報........等々
カササギから渡された書類にも
この項目が並んでいます。
しかし、すべて空白。報酬額も
建築士名もすべて空白です。変わったという
担当者二名の名前だけが記されていました。
間違いなく、この書類は
契約時と同じ書類ではなく
Lサイズになった時点で
相互間で交わす必要(義務)のあった
書類です。
それを、引渡し時に提出しろ!と
平然と言っているのですから
恐ろしい!!!!!
しかし、
引渡しを一週間後に控えた
ここでコトを荒立てると
「この書類に
署名捺印しなければ
鍵は渡せません」などと
言い兼ねません。
私は、建築士法◯条には触れず、
「空白を埋めた書類を用意できないか?」
現場監督からカササギに伝えて頂きました。
カササギから
メールで回答がありました
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
カモネギ様
いつもお世話になっております。
現場監督にご質問頂いた件ですが
契約時の支店長と工事監理者が
人事異動となり変更となったために
必要な書類です。空欄を埋めた書類を
発行する事は出来ません。
(国土交通省へ確認)
空欄を埋めた書類は
契約書に綴じる必要があるため
再契約の場合を除いては
発行することができないのです。
引渡し当日、
鍵を受け取った後
私は、こう言いました
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
この書類はLサイズになった時点で
相互間で交わす必要のあったものでは
ありませんか?平成27年6月に施行
された建築士法◯条をご存知ですよね。
その場には、カササギを入れて営業3名、
建築士1名、現場監督1名、
インテリアコーディネーター1名の6名が
いました。
6名全員がこの建築士法◯条を
知らないとしました。
署名捺印を求めた書類のタイトルには
建築士法◯条の規定に基づく
と書かれています。
素人の私が調べてもスグに
わかりました。
建築士法◯条の規定に基づくと
書かれたタイトルの書類に
署名捺印を求めているカササギは
建築士法◯条を知らないと
言うのです。
私は飽きれて、こう言いました
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
もしLサイズになった時点で、
書面での契約締結をしていれば、
今回のことは起こらなかった。
着工直前に3,400万円超の追加金を
知らせる事など出来なかったはずです。
今回の工事は、業務報酬額を相互が納得
した上で進めるべき義務がありました。
なのに、それを怠って
Lサイズの家を建設したので、
監督処分を
受けてください。
私が調べた資料には![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
受注するすべての業務における合計の
報酬金額を明記する必要がある。
と書かれていました。
建築確認申請でLサイズになりました。
この時点ですでに
かなりの追加金が発生しています。
この時に知らされていれば
絶対に承諾していません。
そして、HM側には知らせる義務が
あったのです。法律に従い、この時
書面での契約締結をしていれば、
3,400万円超えの追加金を作ることも
それを着工直前で知らせることも、
不可能だったと言えるでしょう。
言い換えれば、
3,400万円を超える追加金を
着工直前に伝えるために
法律で義務化されている
書面での契約締結を避けた!
そう考えた方が、しっくりきます。
監督処分を伝えた後、
届いた
カササギからのメール
![下差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/526.png)
カモネギ様
いつもお世話になっております。
建築士法◯条の書面交付の件で大変
ご心配をお掛けし申し訳ございません。
建築士法◯法の規定による書面交付に
ついて、再度、国土交通省へ
確認いたしました。
契約時24条の8の書面を交付しており、
その後打合せでLサイズ以上となった場合
建築士法◯条の書面を交付することが
望ましいが本来建築士法◯上の書面は
契約時に交付する書面であり
再契約を行っていない場合には
交付していない事が法令違反になると
までは言えないとの回答でした。
![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
コレ、全文です。
契約時と同じ書類だと言い張ったままで、
謝罪の言葉もありません。
そして、
監督処分は受けません
という内容です。
このメール以降、カササギとの接点は
ありません。
お気づきになりましたか?
打合せでLサイズ以上となった場合
と書かれています。
いつ打合せで
Lサイズになったのでしょう?
私の知らぬ間にLサイズになったことは
忘れているのでしょうか。
そして、国土交通省に確認する際には
3,400万円超の追加金告知によって
施主から訴えられたこと、
工事が長期ストップししたこと、
書面での契約締結を怠ったが故に
施主が多大な被害を受けたことは
伝えたのでしょうか?
恐ろしーィィィ
KAMO-NEGI
Oenshitekudasai
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