カサ詐欺事件が自分の身に
起こってからの私は
事件・事故の大きさに関係なく、
被害者の方を見るたびに
「これは私だったかもしれない」と
思うようになりました。
そして、
被害者の方も必ずこう言います。
「これは、誰にでも
起こりうることです。だから、
自分の事として考えてください」と。
ですが、
カサ詐欺事件が起きる前の
私がそうであったように
ニュースを聞いて記事を読んで、
涙は流しても、どこか他人事
なのではないでしょうか。
そして私は、それが凄惨な
事件・事故であればあるほど
「まさか自分には起きない」と
思っていた気がします。
だから、
カサ詐欺事件はちょうどいい！
と思うのです。
「自分にも起きるかも」と考えて
いただくのに、ちょうどいい！
と思うのです。
自分には起きないと思うほどの
凄惨さはなく、かといって
「またか」と言えるほどの
事件規模でもない。
さらにオレオレ詐欺のように
犯人不明ではなく、張本人の身元が
誰もが知っている企業の社員だと
わかっている。
だから、ちょうどいい！
それでも、
自分の事として関心を持って頂くのが
難しければ “世間知らずな馬鹿な主婦が
カモにされている” とオモシロがって
いただいても構いません。
もちろん、共感・応援していただければ
一番嬉しいですが、
関心を持っていただけるのであれば
どのようなカタチでも大歓迎です。
あらゆる専門家が
「ありえない」という出来事を
「何も問題ない」と大企業が言った時、
これはもう個人レベルで
どうにかできる問題ではありません。
このようなことを防ぐための新しい法律
なのか、このようなことから守るために
国が介入するシステムなのかが必要です。
それらを訴えるためにも
カサ詐欺事件はちょうどいい！
と、私は思っています。
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心より感謝いたします。
PTSDにパニック障害まで併発していますが
みなさまのおかげで、ゆっくりですが、
前を向いて歩けています。