寒い日が続きますが皆さん風邪などひかれてませんか?今年のインフルエンザは何回も罹る特徴があるので蔓延しやすくなっています。体調を崩さないよう、うがいと手洗い(できればマスクと鼻洗浄も👃)は欠かさないようにしましょう。
最近鼻の手術を希望する患者さんがなりたい特徴が変わってきたように思います。
皆が同じ鼻になるのは決して良いことではありません。元の輪郭や目鼻立ちのベースによって似合う似合わないがあるからです。
最近の特徴、それは『主張しない鼻』。
長すぎない、高すぎない、尖りすぎない、小さすぎない、低すぎない、太すぎない、そんな鼻になりたい方。美しい鼻を定義するならば、存在感のない目立たない鼻と断言する医師もいるように、私も美しい鼻の1つとして目立たない鼻があるように思います。
ただ、それは前述の通り輪郭や目鼻立ちの特徴が平均的である方に当てはまること。中にはマイルドな鷲鼻の方が良かったり、少し矢印のような鼻先にした方が良いこともあります。鼻だけを見れば『主張しない鼻』が良いけれど、物事は視野を広げて判断しなければならないのです。
では、私のクリニックに来られる患者さんの最近の人気鼻ランキング、まず今回は5位ののんさん(能年玲奈さん)の鼻をassesmentしたいと思います。
好きではない方も多いだろうなと思う一方で、理解できる部分もあります。
のんさんの鼻は鼻先が丸く小鼻が少し横に広がっている特徴があります。ですが、ホリがあり鼻根部から鼻先までしっかり高さがあるのです。そのため、正面から見て丸みのある柔らかな印象と斜めや横から見たすっとした印象がバランスよく、女性的で可愛い印象が残るのです。
また彼女の目元、口元、輪郭、肌質に透明感があり、鼻が多少丸くて可愛いほうが安心感が出ることも関係あるかもしれません。
のんさんに鼻の形が似ている方で少しだけ何かが違う場合はその部分だけ治療を行えば近づきます。そして鼻は低いけれど正面から見てのんさんと同じように見える鼻は実際日本人にとても多いタイプです。
これが相対的ニーズが高いと理由と考えます。
注意点として、のんさんの鼻に鼻尖縮小と鼻翼縮小のみを行うと必ず『やりました』感のある鼻になります。手術をする前は鼻先を細くしたい、小鼻を小さくしたいと現状の欠点にばかり目が行きがちで、術後に生じる形の問題点にまでなかなか頭が回らないのです。それに気づけるかどうか、あるいはそれを予測して別の提案をしてもらえるかが、私が考える『やった感のない鼻』になるための分かれ道なように思います。
次回は第4位の発表です^ ^




おしまい