時間とはいのちなのです
〜ミヒャエル・エンデ作
「モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 」より
「今日は途中で電話に出なくてはならず、失礼しました。
また、優しいお言葉ありがとうございます。
よく生きること
人生の終わりを迎えること
実はコインの裏表なのだと思います。
最期の息を吐く瞬間に、後悔しない生き方をしたいですね。
まり子」
「 お義父様のご逝去、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今日、お経を上げる時にしっかり祈らせて頂きます…
お義父様、がんばられたのですね。
ご主人や妹さん（＝お嬢さん）たちに囲まれての最後の時間は、もし意識がなかったにせよ、皆様にとっては、忘れがたい、あたたかい時間だったと思います。
最後の息を吐く瞬間は勿論ですが
そこまで、引き伸ばさなくても
毎年末、毎月末、毎週末、そして毎日…
もっとタームを短くして反省・見直し
有難いとして改善・前進したならば
毎日が後悔しない生き方になりますね。
日本から合掌…
（MM様からいただいたメール、ご本人の承諾を得て掲載してます）」
去年から入退院を繰り返していた義理の父が、先週とうとう息を引き取りました。
92歳、静かな最期でした。
入院してから数日間は会うことも叶わなかった義母が、うちの夫たち兄妹に付き添われて病院に着いたときは、脈拍が1分間に20という驚異的な状況でした。
そして、義母が義父の手をにぎって見守っていたらところ、
しばらくすると長い眠りから覚めました。
数十秒間じーっと母の顔を見つめ、
それから眠るように静かに息をひきとったのです。
よく死ぬ事はよく生きることだ。
私も30代でがんを患って以来、血液のがんと共に生きています。
朝起きると今日が最後の1日かもしれないと思って、後悔のないような生き方をしようと、毎日のように思います。
明日生きている保証はない、という事実を
日常の暮らしの中で流されていると、忘れがちになることがあります。
ひるがえって
コーチング・クライアントの皆さまとお話しする時は
健康に暮らせることを中心に考えます。
具体的には
いかに健康で良いセルフケアやマインドセットを身につけ、
まいにち楽しく元気に暮らすかということや
習慣づくりのコツなどをお話しさせていただきます。
そして究極的には、
いかに生きるかということが
人生最後の日を迎えた時に試されるのだと考えます。
生と死
「時間とは命なのです」
義父の最期の姿と、
ちょうど前夜に読み返したミヒャエル・エンデによる児童文学の傑作
「モモ」の言葉を重ねていました。
瞬間ごとの、何に時間を使うか？という選択は
まさに命の使い方を決めているということ。
心がワクワクすること
大事に思うことや
大切に想うひと過ごす時間を選びたいですね。
それが、命の使い方を決めるための
たった1つの方法です。
愛と感謝をこめて♥
まり子ラベンダージョーンズ
ココロとカラダの健康応援団長
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