CDよりひとまわり大きい位の
小さなイラストブックですが、
わたしが今年読んだヨガ文献のなかでも、
イチオシです。
専門用語はいっさい使わず
易しい語り口で、
ヨガの、根っこにある考え方をまとめてあります。
ほぼ1ページに1つのテーマで
4章に分けて、計84の短いコラム。
(章立ては下記参照)
私が好きなタイトルをあげてみますと、
•肉体の姿勢が人生の姿勢を表す
•全身全霊でお茶をいただく
•大切なことは自分が自分をどう思っているかです
などなど、、、
ヨガを始めたばかりの人にも
「ヨーガスートラ」などの専門書を知っている方にも
おすすめします。
ヨガを体験してしばらく経つと
「ヨガって、身体を動かしてスッキリするだけでなく
心にも効果があるんだ」
と感じる方は多いと思います。
でも、ヨガ哲学と聞くと
小難しく、敬遠されがちですね。
この本は、そんな人に
ぴったりかと、、、。
大切なことを平易にわかりやすく
書いてあるところが、スゴいです。
イラストも透明感あって
文章に寄り添います。
一度通読するもよし、
寝る前に、ぱらぱら気になるところを
1項目ずつ読むのもよし。
また、ヨガ指導者ならば
レッスンで使うのも良いかもしれません。
個人的には、陰ヨガクラスで
短い瞑想をするときなど、
生徒さんに短い文を読んだりする時に、使ってみたいです。
プレゼントにも、それほど大げさでなくて
良い感じ。
著者の赤根 彰子さん、わたしは存じない方ですが、
インドで長く修行したベテランの指導者のようです。
ぜひ、いちど手に取ってみてください。
ポーズだけのヨガでは、
飽き足らなくなってきた方は是非。