解剖学ときくと、ちょっと難しげで
ヨガ・インストラクターになろうと考えている人でも、
しり込みしてしまう方が多いようです。
「専門用語が多くてムズカシソウ」
TTを始めた頃は、
わたしもそう思っていました。
そこで、今日は教科書的な記述ではなく、
もっと実用的で読みやすい本をご紹介します。
わたしは原著の英語版を所有していますが、
日本語版が綿本彰先生の監訳で出ていて安心。
↓
ヨガと解剖学
似たような切り口の文献が色々ある中で、
この本はページ数も少なく、
コンパクトに内容がまとまっているので、
解剖学入門書としてもお勧めです。
特に素晴らしいのは、3章と4章です。
解剖学的知識をアーサナに応用する時に
役に立つ大原則をまとめた第3章。
「第4章アーサナ」では、
その原則をもとに、
実際のポーズを
立位
バックベンド
前屈
ねじり
インヴァージョン(逆転)
の5つのカテゴリーにアーサナを分け
それぞれに特有の原則を説明しています。
指導者トレーニングの必須教科書にもなっているという本書
安全かつ効果的にヨガを練習&指導したいという方に
おすすめします。
『Yogaに役立つ解剖学 アーサナでのケガを予防する』は、タイトル通りアーサナでケガをしない、させないために、カラダのムーブメントを本当に理解したい方に向けた解剖学入門書。 北米で大人気のワークショップ「解剖学とアーサナ」を行う著者Susi Hately Aldousに寄せられる信頼は、本書に贈られたインストラクターからの言葉からもうかがえる。日本ヨーガ瞑想協会 綿本彰の日本語版監修で、解剖学がぐんと身近になります。イラストデザインの美しさも必見です。
“日本では、随分前からヨーガが多くの方々に親しまれ、これまで日本独自の思想や整体などの手技と融合しながら発展してきました。同じころ米国では、生理学や解剖学などと融合をしながら、日本とは異なる方向へ素晴らしい発展を遂げていました。その集大成ともいえる一冊が本書といえます。素晴らしいヨーガだからこそ、より安全にそしてより効果的にヨーガを実践、指導するために、ぜひご参考にしていただき、今後のヨーガに生かしていただけましたら幸いです” -日本ヨーガ瞑想協会師範 綿本 彰
(アマゾン解説より)
PS-本書を読んでから、3年たち、
念願かなってスージーの解剖学&セラピーのトレーニングに
今日から参加します。
その報告は、また近々ブログで・・・